東京大学形成外科・美容外科の同門の先生である下北沢ルミアージュクリニック・脇村先生から患者様をご紹介頂きました。いつも御紹介頂き御礼申し上げます。
症例のご紹介に移ります。
モニター様は40代の女性で、頬下部で顎外側(Jowlといいます)と顎下の脂肪を除去して顔をすっきりさせたいと希望されましたので、顔面の脂肪吸引を予定しました。直接的に吸引して除去する脂肪吸引術は脂肪溶解注射に比べてしっかり効果は出るのですが、反面、ダウンタイムがどの程度なのかが気になるところですよね。そこで、個人差はありますが、どれぐらい内出血や腫れが生じるのかをお見せしながら経過をご紹介します。
まずは術前の状態です。↓
手術のデザインです。↓ペンでマークしているところを吸引しました。
術直後の状態です。↓ 術直後は丁寧に手術すれば内出血は最小限に抑えられるのですが、どうしても2-3日後に内出血はでてしまいます。術後の痛みに関しては10時間ぐらい効く麻酔を使用しているので直後から痛みの心配はあまりありません。
さらに術後1W経過した写真はこちらです。↓
術直後にはなかった内出血は顎下少しに生じていることが分かると思います。この程度であればファンデーションで隠せると思います。腫れも許容範囲ではないでしょうか。
この感じが気にならないということであれば思い切って顔面の脂肪吸引を検討してみてください。
最後に術後1ヶ月後の写真と術前の写真を比べてみましょう。↓
手術前にデザインした部分(頬下部と顎下)がすっきりしていますね。正面から見た時にやや皮膚のたるみが気になりますが、これは8-10ヶ月ぐらいかかって縮んで顔面にフィットしていきます。したがって、年齢にもよりますが、脂肪吸引の完成は10ヶ月ぐらいかかります。患者様は術後3ヶ月、6ヵ月と御来院予定のため、順次経過をお伝えしていきますね。
料金とリスク
- 料金(税込):脂肪吸引 顔面一部位 330,000円(追加一部位ごと 55,000円)
- リスク:腫脹、感染、内出血、皮膚のたるみ、一時的な知覚障害