名医による脂肪注入 名医による脂肪注入
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脂肪注入とは

希望者急増中の脂肪注入による若返り

宮益坂クリニックの脂肪注入

脂肪注入とは、その名の通り、脂肪を注入して顔や体のお悩みを改善する治療です。
この治療では豊胸が広く知られていますが、実際はさまざまな部位に対応できます。
最近では“切らない若返り治療”のひとつとして、顔への脂肪注入が注目されており、当院でも患者様が増えています。

年齢を重ねることで気になりはじめるのが、頬のこけ、目の下のくぼみ、上まぶたの落ち込み、法令線やマリオネットラインの出現です。
脂肪注入はそれらに有効で、施術により、ふっくらと若々しい印象が得られます。

さらに、顔のエイジング対策だけでなく、手の甲やおしりへの注入も可能です。
なお、胸の脂肪注入については豊胸のページをご覧ください。

脂肪注入とヒアルロン酸注入の違い

脂肪注入とヒアルロン酸注入

顔の脂肪注入と同じような効果が得られる治療としてメジャーなのは、ヒアルロン酸注入です。
ヒアルロン酸注入は施術時間が短く、ダウンタイムも少ないため、その手軽さが人気の理由でしょう。

脂肪注入はヒアルロン酸注入に比べて腫れやすいのですが、下記のようなメリットがあります。

  • ヒアルロン酸のように表情筋の動きによって移動することがない
  • ヒアルロン酸のように繰り返し注入する必要がなく、一旦生着するとボリュームが長期に保たれる
  • 移植脂肪のなかに含まれる脂肪由来幹細胞によって成長因子やサイトカインが分泌され、肌質の改善が期待できる

どちらが良いか迷っている方は、院長である私が直接カウンセリングを行っていますので、ご相談ください。

≫ヒアルロン酸注射の詳細

脂肪注入の流れ

①脂肪吸引

脂肪注入で注入する脂肪は、ご自身のおなかや太ももから吸引します。
脂肪吸引は先端が丸い形状をして横に穴の開いた「カニューレ」という極細の管で行います。
皮膚切開は5~8mm程度で済みますので傷跡は目立ちませんし、皮膚の中で溶ける糸を使って縫合するので抜糸の必要もありません。

②脂肪の処理

採取した脂肪は、そのまま注入するのではなく、まずオイルや血液など不要なものを取り除きます。
その後、注入に適したサイズに脂肪を細断することで、凹凸の原因となる塊で注入されないようにします。この過程が脂肪の生着率を大きく左右します。
当院では、脂肪注入で重要となる脂肪の処理に独自の方法を採用しています。
私はこれまで「コンデンスリッチファット移植」や「ピュアグラフト」など一通りの治療方法を経験してきましたが、さらに良い仕上がりを追求した結果、現在の方法に至っています。

③脂肪注入

処理した脂肪を顔に注入します。
脂肪の注入は極細カニューレで行うため、皮膚には針の穴の傷だけしかつきません。
針穴は治癒すればほぼわからなくなるため、切開して行う手術のように傷跡が残る心配がない点も、顔への施術に向いているといえるでしょう。

④アフターケア

術後の腫れなどを抑えるため、クーリングやテープによる固定を行います。
患者様ご自身でのケアも術後の仕上がりに大きく影響するため、丁寧にご説明させていただきます。

脂肪注入の症例写真

脂肪注入の症例写真①

脂肪注入の症例写真(術前)
Before
脂肪注入の症例写真(術後)
After

こめかみのくぼみ・眉間の平坦さ・頬のボリュームの左右差にお悩みの患者様です。
輪郭を整えるため、頬の外側とマリオネットラインへの注入もご提案しました。

脂肪注入でボリュームを増やすと、皮膚も同時に引っ張られ、顔のたるみが改善することがあります。
この患者様様も、皮膚が上に引っ張られ、小顔に見えるようになりました。
Afterは6か月後です。

費用(税込):脂肪注入 顔面一部位 352,000円+一部位追加につき 55,000円
リスク:腫れ、内出血斑、生着率が場所によって異なる、しこりができる可能性がわずかにあり、術後早期の凹凸感、一度で十分にボリュームが得られない可能性、脂肪吸引部位の腫れ、内出血、傷跡(7~8mm)、術後1週間の筋肉痛のような痛み、色素沈着の可能性

症例の詳しい解説はこちら

脂肪注入の症例写真②

脂肪注入の症例写真②(術前)
Before
脂肪注入の症例写真②(術後)
After

法令線や頬こけにお悩みでご来院された患者様です。
法令線に加えて、ゴルゴラインとサブメーラー(頬部外側で頬骨弓の下の領域)を含めた3部位に注入を行いました。
脂肪の量は30ml弱ほど注入しています。

Afterは6か月後です。
頬前面は立体的になり、頬のこけも気にならなくなりました。
ゴルゴラインは消失していますが、右の法令線だけは、やや変化が少ないかもしれません。

費用(税込):脂肪注入 顔面一部位 352,000円+一部位追加につき 55,000円
リスク:脂肪注入→腫れ、内出血斑、血腫、生着率が場所によって異なる、しこりができる可能性がわずかにあり、術後早期の凹凸感、一度で十分にボリュームが得られない可能性。
脂肪吸引→腫れ、内出血、傷跡(7~8mm)、術後1週間の筋肉痛のような痛み、色素沈着の可能性

症例の詳しい解説はこちら

脂肪注入+リップリフトの症例写真

脂肪注入+リップリフトの症例写真(術前)
Before
脂肪注入+リップリフトの症例写真(術後)
After

顔の痩せた印象や、上口唇の間延びを整えたいという患者様です。
まずは、前額、眉間、こめかみ、法令線、マリオネットライン、頬外側に脂肪注入しました。
その2か月後にリップリフトの手術を行っています。

輪郭は卵円形の丸みが生まれ、顔面パーツのバランスが整った優しい印象になっています。
Afterは脂肪注入から6か月後、リップリフトから4か月後です。

費用(税込):脂肪注入 顔面一部位 352,000円+一部位追加につき 55,000円/リップリフト 鼻下短縮術 385,000円
リスク:脂肪注入→腫れ、内出血斑、生着率が場所によって異なる、しこりができる可能性がわずかにあり、術後早期の凹凸感、一度で十分にボリュームが十分に得られない可能性、ダウンタイムの間顔が腫れて気持ちが落ち込む可能性。
リップリフト→腫れ、内出血、感染、傷跡が目立つ、イメージと違う、上口唇がしびれる(ほとんどが一時的)、鼻の穴が見えやすくなる可能性、鼻翼が少し広がる。

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糸リフト+脂肪注入の症例写真

糸リフトの症例写真
Before
糸リフトの症例写真
After

目の下のクマとゴルゴラインにお悩みの患者様です。
太ももの内側から脂肪吸引を行い、採取した脂肪を目の下とゴルゴラインに注入しています。
フェイスラインと頬前面のたるみには、糸リフトを10本挿入しました。
私の治療では、横から顔を見たときに、目の下から顎までが滑らかな曲線を描く「Ogee curve(オジーカーブ)」にこだわっています。
術後は、頬が高くなり、カーブが緩やかになっています。
Afterは1か月後です。

費用(税込):脂肪注入 顔面一部位 352,000円+一部位追加につき 55,000円/BARB Ⅱ ANCHOR 1本 33,000円
リスク:(糸リフト)腫れ、内出血、口を開けたときの頬の痛み(術後1か月以内)、引きあがり具合は皮下の状態が影響し、個人差がある。効果は1年から1年半ぐらい、手で顔を触ると糸を感じることがある。(脂肪注入)腫れ、内出血、生着率に個人差あり、量の調節が難しい、しこりや凹凸が生じる可能性

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脂肪注入の症例をすべて見る

宮益坂クリニックの脂肪注入の特徴

長年積み重ねた研究結果に基づく施術

脂肪注入に関する書籍

顔の脂肪注入は、患者様の骨格・脂肪や筋肉のつき方・くぼみやしわの程度などを考慮し、注入する場所、深さ、量などを経験を基に正確に見極めることが重要になります。
さらに、ただ何となく注入するだけでは結果が出せない施術であるため、高い技術力も必要となります。経験と技術、どちらが欠けても良い結果は得られません。

加えて、私は2006年頃より脂肪注入の結果を向上させる研究を重ね、多数の脂肪注入に関する書籍の執筆を行い、学会発表なども積極的に行ってきました。
脂肪注入術は細かく分解すると、脂肪吸引・脂肪の処理・脂肪注入・術後のケアというステップに分かれます。これらのどのステップもおろそかにできませんが、研究を行うことで脂肪の生着率を上げるための脂肪の処理法や注入法が次々と明らかになってきました。

経験と技術に加え、研究で得られた知見を応用することで結果にこだわった安心の施術をご提供しています。

定着率を高める独自の脂肪処理

定着率を高める独自の脂肪処理

吸引した脂肪から不要物を除去する方法は、分離するまでそのまま置いておく「静置法」、「コンデンスリッチ」をはじめとした「遠心分離法」、「ピュアグラフト」のようなフィルターで洗い流す方法などがあります。

当院では、遠心分離法で不要物を取り除いた後、必要に応じて手作業で脂肪を細断しています。
これは、注入する脂肪は細かいほうが好ましいものの、塊の状態で吸引されてしまうことがあるためです。
機械で細かくすることも可能ですが、細かくなりすぎてしまうため、時間はかかってしまいますが、手作業で丁寧に細断し、注入に適した均一なサイズになるようにしています。

患者様にご満足いただける結果を出すために、手間を惜しまず、より良い施術を提供いたします。

内出血を抑える注入方法

顔への注入なので、内出血を気にされる方が多くいらっしゃいます。
できるだけ内出血しにくいよう、下記のような工夫をしています。

  • 注入前に血管収縮剤を注射しておき、血管を細くして出血しにくくする
  • 針先の丸いものを使用
  • 血管を傷つけないよう優しく注入する
  • 施術後すぐに冷やす

脂肪注入の料金

診察料

診察料 料金(税込)
カウンセリング料(初診・再診問わず) ¥3,300
検査料(心電図・レントゲン・CT) 検査内容による

※ご契約中の施術の通院には、カウンセリング料はかかりません。
※同一施術で4回以上のカウンセリングを行う場合、30分あたり¥11,000(税込)をいただいております。
※施術内容によっては検査が必要となります。その場合には提携医院をご紹介させていただきます。

麻酔料

診療内容 料金(税込)
局所麻酔 ¥5,500
笑気麻酔 30分 ¥5,500
静脈麻酔 ¥55,000
静脈麻酔(3時間以上の手術につき) ¥82,500
全身麻酔 ¥220,000
術後痛み止め注射 ¥17,500

脂肪注入

診療内容 料金(税込)
脂肪注入 顔面一部位(額上部/眉上/眉間/側頭部/頬/法令線/バッカルファット/顎下/口唇/マリオネットライン/上眼瞼くぼみ/下眼瞼くぼみ) ¥352,000
脂肪注入 上記部位追加 +¥55,000
脂肪注入 手背 ¥440,000
脂肪注入 臀部 ¥1,485,000
オンライン診療について

脂肪注入のよくあるご質問

Q脂肪注入の手術中に痛みはありますか?

A

麻酔をしますので、施術中に痛みを感じることはありません。
麻酔は脂肪の注入量によって異なり、静脈麻酔や全身麻酔を組み合わせて対応します。
なお、痛みの感じ方には個人差がありますので、痛みに弱い方、不安を感じる方はご相談ください。

Q脂肪注入は入院や通院は必要ですか?

A

脂肪注入は1回の施術で完了します。入院も不要です。
約1週間後に検診のために来院いただきますが、不安がある場合は、いつでもご相談ください。

Q脂肪注入のダウンタイムはどれくらいですか?

A

注入する範囲によって異なりますが、下まぶた、法令線などパーツに対する脂肪注入であれば、腫れは1週間〜10日ほどで落ち着きます。
稀に内出血が生じることがありますが、メイクでカバーできる程度で、2週間前後で徐々に落ち着いていきます。

Q脂肪注入の術後、気をつけることはありますか?

A

脂肪の定着率を上げるためにも、術後3カ月はマッサージを避けるようにしてください。

Q脂肪注入のリスクや副作用について教えてください。

A

脂肪注入は、赤み、腫れ、内出血などが生じる場合があります。時間の経過とともにおさまっていきますが、万一、症状が強く出る、長引くなど気になることがあれば早めにご相談ください。
また、稀に感染症を起こしたり、注入部にしこりができたりするケースが見られます。
当院では、そのようなケースを極力少なくするため、安全性を確保した上で丁寧な施術につとめています。

医師監修

宮益坂クリニック 院長 青井則之

宮益坂クリニック院長

青井 則之  NORIYUKI AOI

20年以上のキャリアから形成外科医としての技術をベースに良質な美容医療を提供したいという思いから、2018年に「宮益坂クリニック」を開業。

所属学会・資格
  • 医学博士
  • 日本形成外科学会専門医
  • 日本美容外科学会専門医(JSAPS)
  • 日本顎顔面外科学会
  • 日本乳房オンコプラスティックサージャリー学会
  • 日本創傷外科学会
  • 日本再生医療学会

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