名医による糸リフトなら東京都渋谷区の宮益坂クリニック 名医による糸リフトなら東京都渋谷区の宮益坂クリニック
  1. HOME
  2. 宮益坂クリニックの施術一覧
  3. 東京都渋谷区で顔のリフトアップ
  4. 糸リフト

糸リフト(スレッドリフト)とは

「切開を伴う手術に抵抗がある」「顔全体を引き締めながら、ハリや弾力のある肌になりたい」という方におすすめなのが糸リフト(スレッドリフト)です。
特殊な溶ける糸を使って皮膚と皮下組織を移動させる治療のため、たるみはやや残ってしまうものの、法令線や口角外側がすっきりし、頬の位置が高くなります。
さらに、挿入した糸の周囲にコラーゲンが増生され、肌のハリや弾力もアップすることから、リフトアップと同時に美肌を求める方に好まれています。

側頭部から細い糸を通すための穴をあけるだけなので、術後の傷跡も目立たず、フェイスリフト手術よりもダウンタイムが格段に短い点も選ばれる理由のひとつと言えるでしょう。

近年、糸リフトの進歩は目覚ましく、次々と改良された糸が登場しています。
私が糸リフトを始めた十数年前と比較しても引き上げ力は格段にアップしており、“切らないフェイスリフト”と呼ばれているのも納得です。

糸リフトの症例写真と経過

糸リフトの症例写真と経過

宮益坂クリニックの糸リフトの症例写真と経過①(術前)
Before
宮益坂クリニックの糸リフトの症例写真と経過①(1ヶ月後)
After1ヶ月
宮益坂クリニックの糸リフトの症例写真と経過①(1年1ヶ月後)
After1年1ヶ月
宮益坂クリニックの糸リフトの症例写真と経過①(1年8ヶ月後)
After1年8ヶ月

術前から、術後1年8ヶ月までの経過写真です。
頬とフェイスラインのたるみ、口周りのもたつき、特に首のたるみの引き上げを希望されてご来院されました。

フェイスラインと口周りのもたつきにはBARB Ⅱ ANCHORを10本挿入しています。
特に気にされていた首のたるみにはコーン状の突起がついていて、360度の方向でひきあげることができるシルエットソフトを2本挿入しています。

術後1ヶ月で頬が持ち上がり、首のたるみも改善しました。
その後、1年1ヶ月、1年8ヶ月が経過しても首のたるみやフェイスラインはキープされています。
口元は1年8ヶ月で少し元に戻り始めています。

費用(税込):BARB Ⅱ ANCHOR 1本 33,000円/シルエットソフト 1本 71,500円
リスク:腫れ、内出血、アレルギー、口を開けたときの頬の痛みやひきつれ感(術後1か月以内)、引きあがり具合は皮下の状態も影響し、個人差がある。手で顔を触ると糸を感じることがある、一時的にくぼみができることがある、一時的に皮膚が盛り上がることがある、糸がでてくることがある。

症例ブログで詳しく解説

糸リフト+ヒアルロン酸注入の症例写真

宮益坂クリニックの糸リフト+ヒアルロン酸の症例写真①(術前)
Before
宮益坂クリニックの糸リフト+ヒアルロン酸の症例写真①(術後)
After1ヶ月

Afterは1か月後です。

マリオネットラインとjowl変形(口角の外側から顎にかけてのくぼみとその外側の膨らみ)の改善のため、マリオネットラインと法令線の下方にヒアルロン酸を注入しました。
その後、二方向のコグがついた糸(BARB Ⅱ ANCHOR)を5本ずつ計10本挿入しています。

マリオネットラインとjowl変形の改善だけでなく、頬が高くなり術前よりも小顔に見えます。

費用(税込):BARB Ⅱ ANCHOR 1本 33,000円/ヒアルロン酸注射 93,500円
リスク:腫れ、内出血、アレルギー、口を開けたときの頬の痛みやひきつれ感(術後1か月以内)、引きあがり具合は皮下の状態も影響し、個人差がある。手で顔を触ると糸を感じることがある、一時的にくぼみができることがある、一時的に皮膚が盛り上がることがある、糸がでてくることがある。

症例ブログで詳しく解説

糸リフト(全2回)の症例写真と経過

糸リフト(全2回)の症例写真(術前)
1回目Before
糸リフト(全2回)の症例写真(術後)
1回目After
糸リフト(全2回)の症例写真(術前)
2回目Before
糸リフト(全2回)の症例写真(術後)
2回目After

長期でご来院いただいている全顔モニターの患者様です。
1回目Afterは術後1年8か月、2回目Afterは術後1か月の様子です。
1回目のたるみ治療では、BARB Ⅱ ANCHORを計10本挿入しました。
ときどきヒアルロン酸注射でメンテナンスを行い、糸リフトの小顔効果・リフト効果は2年ほど持続しました。

2回目の施術では、同じく糸による輪郭と首のリフトアップを行いました。
口角外側のたるみや下顎のラインの改善だけでなく、さらに小顔になり、2度の糸リフト効果がいい意味で蓄積されています。

費用(税込):BARB Ⅱ ANCHOR 1本 33,000円/ANCHOR MAX 1本 55,000円/シルエットソフト 1本 71,500円/ヒアルロン酸注射 71,500円
リスク:腫れ、内出血、アレルギー、口を開けたときの頬の痛みやひきつれ感(術後1か月以内)、引きあがり具合は皮下の状態も影響し、個人差がある。手で顔を触ると糸を感じることがある、一時的にくぼみができることがある、一時的に皮膚が盛り上がることがある、糸がでてくることがある。

症例ブログで詳しく解説

糸リフト+脂肪注入の症例写真

糸リフト+脂肪注入の症例写真(術前)
Before
糸リフト+脂肪注入の症例写真(術後)
After

Afterは1か月後です。

目の下のくぼみとゴルゴラインに、太ももから採取した脂肪を注入しました。
フェイスラインと頬前面のたるみには、BARB Ⅱ ANCHORを10本挿入しています。

脂肪注入によって、くぼみやシワが改善されてふっくらしているだけでなく、糸リフトの効果によって頬が高くなり、フェイスラインのたるみが取れています。

費用(税込):BARB Ⅱ ANCHOR 1本 33,000円/脂肪注入 顔面一部位 352,000円+一部位追加につき 55,000円
リスク:(糸リフト)腫れ、内出血、アレルギー、口を開けたときの頬の痛みやひきつれ感(術後1か月以内)、引きあがり具合は皮下の状態も影響し、個人差がある。手で顔を触ると糸を感じることがある、一時的にくぼみができることがある、一時的に皮膚が盛り上がることがある、糸がでてくることがある。
(脂肪注入)腫れ、内出血、生着率に個人差あり、量の調節が難しい、しこりや凹凸が生じる可能性

症例ブログで詳しく解説

糸リフトの治療のポイント

100年以上前から行われている「切る」フェイスリフト手術に対して、「切らない」糸リフトはおよそ20年ほど前から行われている、比較的新しい治療です。
糸リフトの導入当初は、私自身も「糸だけで皮膚や皮下組織が持ち上がるのか?」と疑問でしたが、 多くの施術を行っていくうちに、フェイスリフト手術とは異なるコンセプトで行うことが大切だと気づきました。
どちらの治療も行っている医師だからこそ分かる、糸リフトの治療のポイントについて詳しくご紹介します。

フェイスリフト手術と糸リフトの違い

フェイスリフト手術は、皮膚を剥離し、SMASという表在性筋膜を目一杯引き上げ、固定することで治療を行います。
SMASが面でリフトアップされるため、どれだけ引っ張っても術後に凹凸などのトラブルが生じることはほとんどありません。

しかし、糸リフトでは、同じように限界まで引っ張り上げてしまうと、糸のバーブ(突起)に力が集中し、点や線で引き上げられてしまいます。
その結果、術後にくぼみ・ひきつれが生じたり、すぐにたるみが元に戻ってしまうという問題がありました。

ここでとある50代の患者様の正面から撮った写真を見ていただきましょう。
左が立っているときの顔、右が仰向けで寝ているときの顔です。

フェイスリフト手術と糸リフトの違い

立っているときは、法令線やマリオネットラインが目立つのに対して、仰向けの場合はまるでリフトアップされたかのようにたるみが目立たなくなっています。
これは、立っているときは重力で垂れ下がっていた皮膚や皮下組織が、仰向けになると重力の影響を受けなくなるためです。
もし、この仰向けの状態がキープできたまま立つことができたら、自然にリフトアップを叶えることができます。

ここに気づいた私は「仰向けの状態をキープできるようなサポート」、つまり「皮膚や皮下組織の可動性を抑える」ことをコンセプトとして治療を行うようになりました。
「皮膚を引き上げる」のではなく「皮膚の垂れ下がりを抑える」ことが、当院の糸リフトの大きなポイントです。

リガメントを意識した糸の挿入デザイン

リガメントを意識した糸の挿入デザイン

糸リフトの施術では、単純にたるみが気になる箇所に糸を挿入すれば良いわけではありません。
顔面には、骨や筋肉と皮膚をつないで固定する「リガメント(支持組織)」があり、これが皮膚の垂れ下がりを防いで、ハリを保っています。
加齢とともにリガメントが緩むと、皮膚や皮下組織が移動しやすくなり、しわやたるみが現れるようになります。

宮益坂クリニックの糸リフトの挿入デザイン

中下顔面には、リガメントで囲まれた前方の黄色の部分と、後方の緑の部分があり、特に黄色のエリアが重力の影響で移動し、たるみが生じるようになります。

当院では、この黄色のエリアに満遍なく糸を入れながら、頭側につなぎとめるようなデザインで挿入を行っています。
また、糸が外れやすかったり、ひきつれを起こしやすかったりする部分に合わせて細かい処理を行うなど、今までの経験から編み出した独自の挿入方法を行っています。

上記は一例のため、首のたるみや眉毛を上げる際には、また違った挿入方法を行っています。

糸リフトは複合治療がおすすめ

一般的に、糸リフトは、余剰皮膚を切除しない分、リフトアップ効果自体はフェイスリフト手術に劣りますが、ヒアルロン酸注射・ボトックス注射・脂肪注入のような補助的な治療を併用することで、総合的な印象として若返ることが期待できます。 下記の症例は、その一例です。

Mint Lift Winkという糸を左右5本ずつ挿入し、両側のエラにボトックス、額と法令線からマリオネットラインにかけてヒアルロン酸を注入しています。
Afterは1か月後です。顔幅が細く、すっきりとした印象になりました。また、頬が立体的になり、額の皮膚にハリが出ています。

宮益坂クリニックの糸リフトの複合治療

費用(税込):糸リフト 1本あたり 33,000円/ボトックス注射 前額 27,500円・エラ 88,000円/ヒアルロン酸注射 93,500円
リスク:腫れ、内出血、口を開けたときの頬の痛み(術後1か月以内)、引き上がり具合は皮下の状態が影響するため個人差がある

宮益坂クリニックの糸リフトのこだわり

形成外科医の知識をもとにした糸の挿入

糸リフトの糸の挿入方法

糸リフトでは、引き上げたい位置と糸を入れる位置の見極めが重要です。
真皮は厚さが約2mmと薄いため、挿入する位置が悪いと皮膚を突き破って糸が表面に出てきたり、くぼみが目立ったりすることがあります。
一方で、真皮の奥にある脂肪層は軟らかく、そこに糸を通してもひっかかりが弱くなってしまいます。

そこで当院では、真皮とその奥の脂肪層の間を縫うように糸を通すという術式を採用するとともに、形成外科医としての知識や経験をもとに、患者様の骨格、脂肪や筋肉のつき方を判断して効果的な挿入位置を見極めています。

リスクの少ない吸収される糸を使用

リスクや負担の少ない治療の提供を目指している当院では、糸リフトにおいても、その観点から素材選びをしています。

使用する糸は、コグ(トゲのようなもの)がついた「Anchor」から2種類と、向かい合うように円錐状コーンがついた「シルエットソフト」から、患者様のご要望や状態に合わせてセレクトしています。
どれも吸収される糸のため、金の糸や溶けない糸のように「数年後に飛び出してしまう」というトラブルはありません。

なお、糸は1年前後で吸収されますので、効果の持続期間もそれくらいとお考えください。

糸リフトの料金

麻酔料

診療内容 料金(税込)
局所麻酔 ¥5,500
静脈麻酔 ¥27,500
全身麻酔 ¥220,000
術後痛み止め注射 ¥17,500

糸リフト

診療内容 料金(税込)
LFL ANCHOR(1本あたり) ¥33,000
LFL ANCHOR MAX(1本あたり) ¥55,000
シルエットソフト(1本あたり) ¥71,500
側頭部縫い付け(両側) ¥110,000

※糸リフトでは、ご予約金¥66,000(税込)をお支払いいただくと、カウンセリングの当日に手術の予約をとることができます。静脈麻酔(¥27,500/税込)をご希望の方は、事前にお申し出ください。
※ご予約日時の確定後、当院指定の方法にて、3営業日以内にお支払いいただきます。
※日時のご変更・キャンセルの場合、ご予約金は返金しかねますのでご了承ください。

糸リフトのよくあるご質問

Q糸リフトの効果はどのくらい持続しますか?

A

個人差はありますが、1年~2年ほど効果が持続します。

Q糸リフトは何歳から何歳がおすすめですか?

A

個人差やご希望によりますが、40代、50代以上の年齢でたるんだ皮膚をしっかりと引き上げたい場合はフェイスリフト手術が適していると言えます。
一方で、20代、30代の若いうちから定期的に糸リフトやHIFUでメンテナンスすることによって、将来的に大きな差が出てきます。
将来的なたるみを予防したい方、切る手術には抵抗がある方には糸リフトがおすすめです。

Q糸リフトは痛みはありますか?

A

手術は局所麻酔をして行いますので痛みはありません。
局所麻酔もなるべく痛みの少ない特殊な針を使用しています。
まれに「糸が顔に入るのを想像するだけで怖い」という方もいらっしゃいますので、不安がある場合はご相談ください。静脈麻酔にするなど適宜対応いたします。

Q糸リフトは入院や通院は必要ですか?

A

入院や通院の必要はありませんが、術後に不安がある場合はいつでもご相談ください。

Q糸リフトのダウンタイムはどれくらいですか?

A

内出血がなければ、ダウンタイムは5日~1週間ほどです。
1か月程度で徐々にコラーゲンが生成されて肌が引き締まり、リフトアップ効果をより実感しやすくなります。

Q糸リフトの術後、気をつけることはありますか?

A

術後2週間程度は激しい運動やマッサージは控え、1カ月間程度は口を大きく開き過ぎないように注意してください。
なお、メイク、洗顔やシャワーは翌日から可能です。

Q糸リフトのリスクや副作用について教えてください。

A

腫れや内出血、口を開けた時の頬の痛みが生じることがあります。
時間の経過とともにおさまり、術後1カ月程度で違和感はなくなりますが、万一、症状が強く出る、長引くなど気になることがあれば早めにご相談ください。
まれに感染症を起こすケースも報告されていますが、当院ではそのようなことがないよう丁寧な施術を行っています。

医師監修

宮益坂クリニック 院長 青井則之

宮益坂クリニック院長

青井 則之  NORIYUKI AOI

20年以上のキャリアから形成外科医としての技術をベースに良質な美容医療を提供したいという思いから、2018年に「宮益坂クリニック」を開業。

所属学会・資格
  • 医学博士
  • 日本形成外科学会専門医
  • 日本美容外科学会専門医(JSAPS)
  • 日本顎顔面外科学会
  • 日本乳房オンコプラスティックサージャリー学会
  • 日本創傷外科学会
  • 日本再生医療学会

監修者についてもっと詳しく »