タトゥー除去(刺青・入れ墨の切除)なら東京都渋谷区の宮益坂クリニック タトゥー除去(刺青・入れ墨の切除)なら東京都渋谷区の宮益坂クリニック
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タトゥー除去とは

私はこれまで形成外科医として様々なキャリアを経て、宮益坂クリニックを開院しました。その中には、タトゥー除去専門クリニックでの勤務経験もあります。
多くの患者様と接する中で、タトゥー除去は特に「切除への怖さ」や「本当にタトゥーが消えるのか」などの不安を抱えている方が多いことを実感しています。

そこで当院では、患者様が安心して手術を受けることができ、なおかつ自然な仕上がりになるように、タトゥーを取る際のデザイン(切開の形)・麻酔法・縫い方の3点にこだわり、手術を行っています。
できるだけ違和感のない仕上がりを追求するだけでなく、患者様にとって負担の少ない手術を心がけています。

必要な施術回数や傷跡の大きさなどは、タトゥーのデザインによっても異なるため、まずは一度お見せいただくのが良いかと思います。
カウンセリングは、カウンセラーではなく執刀医である私が担当しますので、切開を伴う手術が初めての方も、ご不安な点はご相談ください。

タトゥー(刺青・入れ墨)を消す理由は様々

タトゥーは彫る気軽さとは裏腹に、元通りに除去するのは非常に難しく、タトゥーを入れなかったらよかったと悩まれている方は多くいらっしゃいます。
そういった方が、実際にタトゥー除去に踏み切るには、下記のような理由やきっかけがあります。

  • 婚姻や結婚式のため
  • 出産や育児をきっかけに子供のため
  • 就職・転職のため
  • 温泉・銭湯・プールに気兼ねなく行けるようになるため
  • 若いころ遊び半分で入れてしまったため

一時的な場合は、タトゥーを隠すことで対処ができる場合もありますが、完全に取り除きたい場合は、医療機関での治療が必要です。

タトゥー除去は大きく分けて、レーザーでタトゥーの色素を破壊するか、外科手術で皮膚ごと除去する方法に分かれます。
外科手術の種類は、
①皮膚の切除+縫合
②植皮(身体の別の部位から皮膚移植)
③削皮(皮膚の表面を削る)
などの方法があります。
当院では仕上がりの美しさや患者様の負担の観点から、①の皮膚切除後に、患部を縫合する方法で除去を行っています。

切除法とレーザーの違い

タトゥー除去の切除法とレーザーの違い

メスを使わないピコレーザーなどでのタトゥー除去は、治療の手軽さや1回あたりの料金の安さの面でメリットがあります。

しかし、医療用レーザーには、色素の破壊が得意な色(黒・青・緑など)と、得意ではない色(赤・白・黄)があり、レーザーが反応しづらい色の場合は、色が薄くなる程度しか効果が得られないことがあります。

また、皮膚の深い部分までレーザーが届かず、照射後の仕上がりがまだらになってしまうことがあります。
特に元のタトゥーが手彫りの場合、インクの深さが場所によって異なるため、色素の抜け方にバラつきが出る傾向があります。

さらに、レーザー治療は少しずつ色素を破壊しては吸収されるのを待ち、次の治療を行うというのを、数回から10回ほど繰り返す必要があるため、コスト的には外科手術よりも高額になってしまう傾向があります。

また、過去にレーザー治療を受けてまだらにタトゥーが除去されている場合にも、手術が可能な点は切除法の大きなメリットです。
外科手術と聞くと深刻なイメージがありますが、「できるだけ少ない回数で取り切ってしまいたい」という方にこそ、切除法でタトゥー除去を行うことがおすすめです。

タトゥー除去の症例写真

指のタトゥー除去の症例写真

指の皮膚は余剰が少ないため、タトゥーのサイズが小さくても、2回以上に分けて除去します。
3回目の手術後には、跡形もなくなっています。

費用(税込):タトゥー除去(切除+縫合)14㎠未満 88,000円
リスク:感染、腫れ、傷の一時的な赤み、傷の両端が少し膨らむ可能性、傷跡が残る可能性

宮益坂クリニックのタトゥー除去の症例写真)

タトゥー除去のモニター募集中

東京・渋谷の宮益坂クリニックではタトゥー除去(刺青・入れ墨)のモニター募集中

当院ではタトゥー除去のモニターを募集しております。
・正規料金から20%引き
・最終手術から1か月、3か月、6か月時の通院義務あり
その他、詳細に関しましては、お気軽にお問い合わせください。

宮益坂クリニックの
タトゥー除去の特徴

大きなタトゥーの場合は、複数回の施術で対応

複数回の施術が必要な場合

当院ではタトゥーに対して紡錘形に切除デザインを行い、メスで皮膚を切除する術式を行っています。
こうしたタトゥー除去は、除去するタトゥーのサイズが大きいほど、技術の差が出ます。
当院のように、切除と縫合で除去を行う場合、1回の手術でどれだけの範囲を取り切るかが重要になります。

大きなタトゥーや、皮膚の余裕があまりない部位の場合、2回以上切除と縫合を繰り返します。そうすることで、徐々に周辺の皮膚が伸ばされていきます。
皮膚が伸びきって次の手術が可能になるまでは、体質によっても異なりますが、3か月後が最短となります。

また、基本的には、皮膚がつまめる分だけ、切除が可能であるため、タトゥーのサイズが小さくても、手の指や足首など、皮膚の余裕があまりない部位では、複数回の手術が必要です。

形成外科の技術を用いた縫合方法

定着率を高める独自の脂肪処理

傷口の縫い方は、術後の傷跡の目立たなさに直結します。
一般的な外科系手術では、図のように切開部分を1回で縫合する、表皮縫合を行います。
対して私は、形成外科で一般的に行われている「皮下縫合(真皮縫合)」といって、表に出ない真皮の部分を縫った上で、表皮も縫う方法で、2層に分けて縫合を行います。

これによって、縫い合わせた部分の皮膚の緊張が弱まるため、傷跡の線が太くなったり、盛り上がったりすることを防ぐことができます。
手術の後に傷が太くなり目立ってしまうのは、縫合した部分の皮膚がお互いに引っ張り合うことで生じます。
通常、皮膚表面に糸の跡が付かないように、7~10日ほどで表皮縫合は抜糸をしますが、1週間後だと、傷跡が耐えられる張力は元の皮膚の5%ほどしか回復していません。
そのため、抜糸後も真皮縫合があると傷が広がるのを防ぐことができます。さらに真皮縫合に使う糸は、10ヶ月前後で溶けるようになっています。
「傷を目立たせない」ことに特化した形成外科の技術を用いて、施術を行うことが当院のタトゥー除去の大きな特徴です。

局所麻酔の負担を和らげる数々の工夫

タトゥー除去では、術前に局所麻酔を行うため、手術中に痛みを感じることはありません。
しかし、この局所麻酔を行う際の痛みに不安に感じている方もいらっしゃるでしょう。
当院では麻酔注射の痛みを低減するため、麻酔薬の調合と注入方法を工夫することで、対策を行っています。

麻酔注射の痛みには2種類あります。1つは針を刺すときの痛み、もう1つは麻酔薬が体内に入ってくるときの痛みです。

多くの方は「注射」と言えば、インフルエンザワクチンの注射を思い浮かべるのではないでしょうか?
その時に使われる針よりも、かなり細いものを使用することで、刺されたことがほとんど分からないぐらいに痛みを抑えることができます。
当院ではさらに痛みを軽減させるため、事前に保冷材を用いてクーリングした後に注射いたします。個人差がありますが、1分間冷やすと10秒の無痛が得られると言われています。

また、切開の範囲が大きいほど針を刺す回数が増えてしまいますが、当院では麻酔を先に注入して、麻酔が効いてから針を進めるという「アンテグレイドインジェクション法」を用いておりますので、広い範囲の局所麻酔でも安心して受けていただけます。

定着率を高める独自の脂肪処理

もう一つの「麻酔注入時の痛み」は、麻酔薬の成分と注入する速度によって生じます。
まず、麻酔薬の主成分はリドカインですが、これが酸性であるために麻酔が痛いのです。痛みを和らげるには中和剤を混ぜることで解決できます。
当院では、ほぼすべての手術でメイロンという中和剤を使用しています。

次に注入速度ですが、速度が速いと急に皮膚の下の組織が引きのばされて痛みを生じます。
当院ではできるだけゆっくりと麻酔薬を注射する「スローインジェクション法」を用いることで痛みを緩和し、局所麻酔の痛みにもご不安なく手術を受けていただいています。

患者様からも「全然痛くなかったのですが、麻酔も進化したのですか?」とよくお声をいただきます。
麻酔自体が進化したわけではないのですが、小さな工夫をたくさんすることで、相乗効果で痛みもかなり違うのではないかと考えています。

タトゥー除去の料金

診察料

診察料 料金(税込)
カウンセリング料(初診・再診問わず) ¥3,300
検査料(心電図・レントゲン・CT) 検査内容による

※ご契約中の施術の通院には、カウンセリング料はかかりません。
※同一施術で4回以上のカウンセリングを行う場合、30分あたり¥11,000(税込)をいただいております。
※施術内容によっては検査が必要となります。その場合には提携医院をご紹介させていただきます。

麻酔料

診療内容 料金(税込)
局所麻酔 ¥5,500
笑気麻酔 30分 ¥5,500
静脈麻酔 ¥55,000
静脈麻酔(3時間以上の手術につき) ¥82,500
全身麻酔 ¥220,000
術後痛み止め注射 ¥17,500

タトゥー除去(刺青・入れ墨を消す治療)

診療内容 料金(税込)
縫合幅1cm毎 ¥22,000

※ 処置料・軟膏・ガーゼ代は別途となります。
※ 複数回に分かれる場合は、都度費用が必要となります。
※ 大きさにかかわらず切除術の最低料金を¥88,000(税込)とさせていただきます。

タトゥー除去のよくあるご質問

Q1回の手術でタトゥーは除去できますか?

A

タトゥーの大きさや部位によっても異なります。
カウンセリングで判断させていただきますので、お気軽にご相談くださいませ。

Qタトゥー除去に入院は必要ですか?

A

当院は日帰り治療で受けていただけます。

Qタトゥー除去後の入浴はいつから可能ですか?

A

怖くなければ手術翌日から患部もシャワーで洗い流していただいて大丈夫です。
ただし、抜糸までは入浴は避けて下さい。
抜糸後もしばらくは、シャワーで洗い流すことを推奨しています。

医師監修

宮益坂クリニック 院長 青井則之

宮益坂クリニック院長

青井 則之  NORIYUKI AOI

20年以上のキャリアから形成外科医としての技術をベースに良質な美容医療を提供したいという思いから、2018年に「宮益坂クリニック」を開業。

所属学会・資格
  • 医学博士
  • 日本形成外科学会専門医
  • 日本美容外科学会専門医(JSAPS)
  • 日本顎顔面外科学会
  • 日本乳房オンコプラスティックサージャリー学会
  • 日本創傷外科学会
  • 日本再生医療学会

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