ネック・フェイスラインの糸リフト+目の下にショッピングリフト
YouTubeで糸リフトの話をしたついでにブログでも糸リフトの効果をご紹介したいと思います。
当院は気になる部分にフォーカスしたオーダーメイド的糸リフトも行っています。
今回はネック・フェイスラインと目の下の治療を行ったモニター様になります。
まずは術前の状態です。↓
日本での 使用報告は初ではないかと思いますが、
E.P-COGという波型になったPCL素材の新しい糸を使って治療しました。
この糸の特徴は、
波型になっているので組織をひっかけて皮膚を移動させる力が強いこと、
PCL素材は通常硬めだけれど、これはしなやかで首などの皮膚の薄い部分にも安全に使用できること
PCL素材は吸収がゆっくりで長持ちすること
などが挙げられます。
今回のモニター様には首に6本(左右3本ずつ)、フェイスラインから頬に4本(左右2本ずつ)の計10本の糸を使用しました。
また、目の下の小じわが気になるとのことでショッピングリフト(とげのついていない短い糸)を5本ずつ使用しました。
これはトゲがついていないので皮膚は移動しませんが、コラーゲンを増やし皮膚のハリ感を高める作用があります。
さっそく術後1か月の斜めの結果を見てみましょう。↓
フェイスライン、、結構よくなりましたね。
首と頬は連続しているので、どちらにもアプローチすることによって効果を出しました。
そして、頬と首が連動してあがった結果、マリオネットラインも浅くなっていますね。
全体の結果もご覧ください⇓⇓
首とフェイスラインの治療をすると、正面からの輪郭の見え方もきれいになりますね。
斜めの写真では顔と首の境界がしっかりできることで小顔に見えますね。
また真横では顎下のたるみもまだ残ってはいますが、改善しています。
ところで、糸リフトは1か月目は良かったが、3か月ぐらいしたら元に戻ったという声をよく効きますが、
このモニター様はどうだったでしょう。⇓
術後1か月目の状態が半年後もしっかり保たれていますね。
最後に目の下のショッピングリフトの結果も見ていきます。
まずは右下眼瞼⇓
次に左下眼瞼⇓
少しふっくらした感じになり、皮膚のハリ感が回復してこまかい皺が目立たなくなっています。
糸の周りに作られたコラーゲンが良い働きをしているのでしょう。
というわけで、、
この糸で当院では現在5種類の糸を用意していることになります。
どの糸をどの部位に何本入れるか、、、
肌、皮下組織の状態、気になるたるみの部位、範囲、そして予算を考慮してオーダーメイドでアプローチします。
料金とリスク
- 料金(税込):BARB Ⅱ ANCHOR 1本 33,000円/ E.P-cog 1本38,500円/ Anchor Max 1本55,000円/ Silhouette soft 1本71,500円ショッピングリフト/ 10本 55,000円
- リスク:(糸リフト)腫れ、内出血、アレルギー、口を開けたときの頬の痛みやひきつれ感(術後1か月以内)、引きあがり具合は皮下の状態も影響し、個人差がある。手で顔を触ると糸を感じることがある、一時的にくぼみができることがある、一時的に皮膚が盛り上がることがある、糸がでてくることがある。(ショッピングリフト) 内出血、発赤、腫脹、疼痛、アレルギー反応、皮膚の違和感、針痕、非対称
YouTube始まります
いままでブログで細々と配信してきましたが、活字を読む人が年々減ってるよな~という実感があるのと、
しゃべる方が多くの情報をお伝えできるかなと思い、思い切ってYouTubeで情報を発信することにしました。
先日インスタで初めて動画を上げてみたのですが、思いのほか反響があったので、やはり時代は動画なのだと今更ながら実感しました。
YouTubeのよいところは質問やコメントも受けられるので、視聴者のみなさんとのやり取りも楽しみにしています。
実は先週初めての撮影があり、なかなか忙しかったのでブログの配信が遅れて、ようやく書いています。
YouTubeの撮影風景はこんな感じでした。↓
第一回目は多くの人が興味ある、顔面のたるみ治療の話になります。
手術系では切開リフトと糸リフトがありますが、最初は手軽に受けられる糸リフトの話題にしました。
当院では切開リフトも日常的に行っていて普通の治療ですが、、
なんと世の中一般的には95%の方が糸リフトを選択されているという現実があります。
両方の治療を行っている立場で糸リフトの適応や良いところ、欠点などをお話していますので、ぜひご覧下さい。
7月中に配信予定です。