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鼻中隔延長+鼻尖縮小+鼻尖部軟骨移植 ~団子鼻をすっきりさせる~

宮益御嶽神社

渋谷のビル群に包まれるように鎮座している神社が宮益坂にあるんです。注意していないと通り過ぎてしまいそうになります。ちなみに写真の位置から歩いて10秒ぐらいのところにある不動産屋のお兄さんに声をかけられたので、この辺に神社がありますよねっと話しかけてみると知らない様子でした。新人といっていましたが、徒歩10秒ぐらいの距離ですよ。それぐらい目立たないのです。

この神社に昨年使ったお札や熊手などを休診日を利用して納めに行きました。

境内は意外と広いんです。↓

後でネットで調べると室町時代からあるそうで、パワースポット的な神社なのかもしれません。その当時まさか周囲がビルだらけになるとはだれも思わなかったでしょうね。犬の像は損傷がひどくなって近年複製されたものだそうです。個人的には犬の像とともに白砂が気に入っています。

都会に少しでもこういう心癒される場所が残されているのは嬉しいことです。

難症例だった鼻中隔延長術+鼻尖形成のモニター様のご報告

今回のモニター様は難症例でした。。。

生まれつき顔面の片側が大きく変形している疾患をお持ちの方で、左小耳症、左下顎の低形成、左頬のボリューム減少などがありました。幼少時から一つずつ治療を積み重ねていき、かなり顔の対称性が得られ、後は鼻をもう少しきれいにしたいというご要望でした。

最初は”鼻筋だけでも高くすると少し雰囲気は違いますよ。”とアドバイスしていたので、鼻背にヒアルロン酸注入を受けられていました。

それで満足されていたのですが、鼻背が少し高くなるとどうしても鼻尖の低さや団子鼻が気になります。次第に手術の相談を受けるようになりました。

そこで治療方針は鼻中隔延長+鼻尖縮小+鼻尖部軟骨移植にしました。

術前の写真はこちらです。↓

鼻背にはヒアルロン酸がすでに入っています。

鼻尖がかなり低く、丸っこいのでこれを持ち上げて鼻尖をきれいにするには容易ではありません。鼻中隔延長が必須ですが、最初は一番強度の強い肋軟骨を使う一択しか考えられませんでした。

ところが、、モニター様は両側の肋軟骨を小耳症の治療に使ってしまっていました。

”え、、通常は片側だけですよ。”と質問したところ、”感染して全部だめになってもう一度やりなおしたんです。”とのお返事。

(術者の心:オー・マイ・ゴッ)

”それでは今ある材料でどこまでできるかやってみての結果になりますが、やりますか?”とお尋ねしたところ、

”やりたいです。”と即答いただきました。

(術者の心:やるんかーい !( ̄┏_┓ ̄;)!! )

ということで鼻中隔軟骨と左の正常な耳の方の軟骨を少し使って行うことになりました。

しかし、、、問題はさらにあったのです。

CTを見てみると

鼻中隔がかなり曲がっていることが判明しました。

(術者の心:ワ~~~*&%#?)

鼻中隔の曲がりが強いと、鼻中隔軟骨が採取しにくいばかりか、鼻中隔延長してもまっすぐに延長されない可能性もあります。

このような難症例でしたが、、、

手術では何とか鼻中隔延長を行い、3か月後の結果につなぐことができました。↓

団子鼻はすっきりして鼻尖も肋軟骨なしでできるマックスの高さかなと思います。鼻背はヒアルロン酸がそのままはいっていますので、鼻尖が細くなった分、鼻背は少し太く感じます。

(術者の心:ふ~~よかった!!)

それでは (★σ_σ)/~~~バイバイ

料金とリスク
  • 料金(税込):鼻中隔延長術 鼻中隔軟骨 550,000円/鼻尖形成術 660,000円
  • リスク: 腫れ、内出血、鼻閉、左右差、後戻り、感染、軟骨の浮き出し、イメージと違う、鼻尖が曲がる

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