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宮益坂クリニック 院長青井の症例ブログ 宮益坂クリニック 院長青井の症例ブログ

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下顔面ネック(2部位)のミニリフト ~若い方のフェイスリフトは小顔効果ねらい~

右の親指

フェイスリフトはハサミを開きながら皮膚の下を剥離していくのですが、皮膚の下が硬い人が結構いらっしゃいます。

どんな方かといいますと

①フェイスリフト手術を受けられた既往がある方

②頬の脂肪吸引の既往がある方

③溶けない糸リフト(ときに金の糸)を受けられている方

④頬骨弓のリダクション手術を受けられた既往のある方

④溶ける糸リフトを受けられた既往のある方

⑤もともと皮下の靭帯が発達していて硬い方

⑥HIFUや高周波を定期的に受けている方

などで、硬いと想定される順番に並べてみました。

皮下が硬いと何が良くないかというと、、、

手術時間がかかってしまう、SMASが破れていることがある(特に脂肪吸引や糸リフト後)、そして、、、私の親指が痛みで悲鳴をあげてしまうことがある、ということが挙げられます。

SMASが破れている場合どうするのか?

たいていは局所的なことが多く、何とか縫合して修復しています。修復できればあまり挙上効果は変わらない気がしますが、ズダズダになっているとさすがに効果が落ちると思います。

ではフェイスリフトを考えているのなら糸リフトや脂肪吸引はしないほうが良いのかというと、、、

糸リフトはSMASより上の層でうまく操作できるドクターであれば大丈夫な場合がほとんどだと思いますが、SMASの大部分が脂肪でできていますから脂肪吸引は危険ですね。

直近でフェイスリフトを行う可能性がある方は脂肪吸引はやめておいたほうがよさそうです。

 

ところで、年末・年始 フェイスリフトの手術 多かったー 気がする。

振り返って自分の親指をみると右親指の内側がカチコチではないですか。

↓写真では家庭用のハサミを使用していますが、実際の手術の時はこのような持ち方をします。↓

悲鳴をあげ続けた結果、、、
気が付いたらこんな感じになっていました。

ネック(2部位)のミニフェイスリフト

今回は下顔面ネックのミニリフトを行った方をご紹介します。(ちなみに2部位のミニリフトは現在モニターを停止していますのでご紹介が最後かもしれません。)

 

患者様のご希望はフェイスラインと頬のもたつきの改善で、中下顔面ネックの3部位のミニリフトでご提案させて頂いたのですが、予算の関係で2部位で行うことを希望され、中下顔面か、下顔面ネックかのどちらかにしたいということでかなり悩まれていました。フェイスリフトの特性として、中顔面(ほうれい線)の改善は人によっては効果が少ないことがあるのに対して、フェイスラインの改善は安定した結果がでることや、モニター様の顔の場合、フェイスラインのもたつきの改善を優先したほうがよりきれいになれると判断し、最終的に下顔面ネックのミニリフトを行うことにしました。

次の写真は術前と術後6か月の状態です。↓

 

事前の予想通り、フェイスラインがはっきりとするようになり、下顔面のもたつきは改善しています。

正面像だけを比べてみますと、↓↓

顔ちっちゃくなっています。。。ね

当院では20代30代の若い方が一番多くフェイスリフトを受けられています。40代~60代の方にそのことをお話しすると、、え?、どうして?、、たるみないのに、、

という答えが返ってきます。私も最初は若くてもさらに若返りたいのかなと解釈していました。

違うんです。。

20代20代は小顔になりたいんですよ。たぶん。。

 

ところで、話題が変わるのですが、キラキラ系SNSでは

術前の写真に化粧なし+フラッシュなしの状態を載せて、、、

術後写真はばっちり化粧+フラッシュでしわ飛をばすといった手法でビフォア・アフターの広告しているところがありますが、、、

このモニター様でやってみました。⇓⇓

 

か・な・り 変化したようにみえますよね。モニター様の化粧の技術も高いです!

でもこれは若干インチキ手法なんです。これにくわえて顔の角度なども少し変えたものを出しているところもあります。

本来は化粧、フラッシュ、顔の角度などの条件をそろえて比較する必要があります。

条件をそろえてもう一度比べてみました。⇓⇓

 

ただ、これでも微妙に顎の角度が違ったり、化粧の仕方が違ったりと完全に合わせるのは難しいんです。また、化粧に関しても術前に写真と撮るときにすでに洗顔していたり、手術の日は化粧をしていなかったりで、化粧の有り無しを合わせるのも難しい時があります。

ただ、合わせる努力をするどころか、それを逆手にとって引きあがってマス的な宣伝に使うのはどうかと思うのです。

最後に腫れのダウンタイムと、顔が引き締まっていく経過をお見せします。↓

 

これも1日目はフラッシュなし、化粧なしになっています。また、6か月はちょい笑顔になっています。合わせるのは難しい。。デスネ。

でも合わせる努力をするのが、美容外科医の務めだと考えています。

余談ですが、ネットで ’フェイスリフトしてもらって引きあがっていたんだけど、半年ぐらいでもとにもどっちゃった。’ と書かれているのを見かけたのですが、当院のSMAS温存法は後戻りが少ないと思っています。

♢おわりに(♦^ω^♦) ♢

前回ブログでちょっと予想した通り、いや、それ以上にすごい勢いでコロナ感染者が増加しましたね。ブログの読者のみなさんはしっかり対策をされていましたでしょうか?

自分の勝手な予想では無症状の人やすぐに治癒する軽症者が多いことで、自宅療養をして検査に行かない方も結構多いでしょうから、発表される陽性者数の数倍の方が実際は罹患していると読んでいます。

そのため、今後は抗体をもった人が一気に増えてくるフェーズに入ったのではないかと思います。そうなるとあとは収束する方向にいくのかなと。。あくまで勝手な予想です。

いずれにせよ、これが最後の波となりますように。 L(-_-)」

手術の予約についてですが、1月になり、4月の予約を開始しましたのでゴールデンウィークの前半あたり(4月末)が人気でした。4月はまだ空きがございます。5月の申し込みは2月になってから開始します。

それでは ヽ(^ ∇^* )ツマタネ

料金とリスク
  • 料金(税込):下顔面+ネックミニリフト 715,000円  
  • リスク::腫れ、内出血、血種、痛み、むくみ、一時的に皮膚の感覚が鈍くなる、一時的なツッパリ感、傷跡が残る、耳の変形の可能性、耳の裏での皮膚のたるみ、左右差、術後早期の皮膚の凹凸、顔面神経障害のリスク、後戻りのリスク

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