人中短縮BOTOX…
日々診療をしていると、人中が長くて悩んていらっしゃる方が意外に多いことに驚きますが、いざ手術となると顔の真ん中に傷がつくのでためらう方も多いです。そんな方にお試し人中短縮をして頂くにはBOTOXがよいです。
今回は当院のスタッフですが、手軽なので人中短縮BOTOXを試してもらいました。
その結果は、、⇓
・・・確かに短くみえる。
3方向で見てみましょう。⇓
真横で見るとCカールもできています。
上口唇にBOTOXを打つと、口輪筋の収縮が減り上口唇が上方に反って鼻下が短くなったように見えるのがこの施術のポイントです。
とっても手軽なのですが、3か月から半年に一度の頻度で繰り返し注射しなければ維持できないのと、注射後2‐3週間はストローで水を飲みにくくなることがあるのが注意事項です。
お試し人中短縮・か・ら・の・永久版リップリフトへ
このスタッフはBOTOXによるシュミレーションで人中が短くなり、顔のバランスが良くなることを実感したことと、当院で手術を受けられた患者様の傷の状態を見る機会が多く、顔の真ん中に傷がつくけど、これならばと思い手術を希望されました。
それでは早速術後の結果を見てみましょう。
まずは正面からです。⇓
人中が適度に短くなり顔のバランスが整いましたね。傷もめだたないし、鼻翼も広がっていないですね。
今回は正中4㎜、両サイド5㎜の切除にしたのですが、このぐらいの切除量だと、傷や鼻翼の広がりはほどんど目立ちません。
また、上口唇が富士山のようにならないように筋肉の処理もしています。
逆に少し上口唇に厚みを持たせたい場合には筋肉の処理を控えめにすると上口唇が反った感じになり、厚ぼったくもできます。
今回は元の唇の形を見ると両サイドが薄いので、さらに真ん中に厚みが出るとおかしな形になると考え、筋肉処理もしっかりしてなるべく上口唇が平行に引き合がるようにしています。
次に横からの結果です。⇓
横顔もバランスが改善していますね。
最後に4方向をならべてお見せします。⇓
たま~に、すごく短い人中を希望される方もいらっしゃいます。そして、そのような方にはよく説明した上で手術を行うこともあります。
ただし、短縮しすぎると鼻から上口唇までの距離は短いのに対してその両横の頬の長さはなにも変わらないので下顔面の頬がぼてっとして、重い感じになります。
今回は自然な感じを希望されたので、バランスが整うことを重視して手術を行っています。
最後に恒例になったどれぐらい腫れるのかをお見せします。⇓
これを見ると術後1か月前後は腫れていて鼻翼が広がって見えますが、腫れが引くとともに鼻翼の広がりも収まってくることがわかりますね。
また、人前でマスクを外しておかしくないのは1‐2週間後といったところでしょうか。
ブログのペースも少し戻ってきたというところで、、
料金とリスク
- 料金(税込):人中短縮BOTOX 27,500円, リップリフト(人中短縮手術)385,000円
- リスク:リップリフト 腫れ、内出血、感染、傷跡が目立つ、イメージと違う、上口唇がしびれる(ほとんどが一時的)、鼻の穴が見えやすくなる、鼻翼が広がる、肥厚性瘢痕やケロイドが生じる可能性。