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宮益坂クリニック 院長青井の症例ブログ 宮益坂クリニック 院長青井の症例ブログ

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オール自家組織で鼻を土台から整える ~鼻中隔延長+鼻尖形成+鼻翼・鼻柱基部挙上+鼻背部細片軟骨移植~

12月に銀杏の紅葉

12月も中旬になり2023年もカウントダウンを迎えるようになってきました。

通常だと10℃を切る日が多いと思うのですが、今年は日中20度を超える日もあり冬の季節感なしです。

暖冬が影響してか、街路樹の銀杏は今(12月中旬に書いています)が紅葉の盛りで、太陽の光で金色に見えます。

これをみて、東大大学院生時代に安田講堂の銀杏並木をよく鑑賞していたことを思い出しました。

久しぶりにまた見たくなり訪れてみました。⇓

秋のイメージで油断していたら日が暮れるのだけは冬至に近くなっているので結構早く、

到着したときは夕暮れ時でぎりぎりセーフといったところでした。

肝心の銀杏並木は、、、やっぱりよいです。

ラッキーなことに、ちょうどライトの点灯が始まったところで、、、さらによし。

自分の中ではパワースポット的な場所の一つです。

癒されたなー 明日からもがんばろっと。

鼻中隔延長+鼻尖形成+鼻背部・鼻翼基部・鼻柱基部細片軟骨移植(肋軟骨使用)の症例

本題に入ります。

今回のモニター様はもともと口が出ているのが気になって何件か美容外科を回るうちに鼻先が低いことが原因と言われ、鼻先を高くすることを勧められたそうで、最終的に当院での手術を決心されました。

術前の写真がこちらです。⇓

鼻尖がかなり低いことに加えて、中顔面も低く、鼻翼及び鼻柱基部を高くして相対的に口が出ている状態を改善することを考えました。

また、鼻尖を高くすると鼻背も高くならないとバランスが悪いので、鼻尖も鼻背もバランスよく高くする治療計画を立てました。

モニター様は自家組織での治療を希望されましたので、肋軟骨と一部耳介軟骨で治療することにしました。

それでは術後6か月の結果(側面像)です。⇓

鼻も中顔面も高くなり、相対的に口が引っ込み、バランスの取れた横顔になりました。

6か月後の結果をほかの方向からもお見せします。⇓

正面では鼻の穴に注目してください。

鼻の穴が正面からほどよく見えるようになったことで鼻のした1/3の肌色の部分が減少してすっきり見えます。

このように鼻の穴は正面から見えな過ぎてもぼてっとした鼻になってしまうことがわかりますね。

また、斜位で比べると鼻背がたかく、シャープになったため、鼻背はとてもきれいに見えます。

次に術後の腫れ具合の経過を正面像でお見せします。⇓

2週間あれば人前に出れますね。

最後にオープン法で生じる鼻柱部の傷の経過をお見せします。⇓

術後3か月後だと傷があることを言われないとわからないレベルですね。

鼻の手術は一か所だけやるよりも、今回のモニター様のようにいくつかの術式の複合で行う方がバランスよくきれいになります。

それは鼻は鼻背や鼻尖、鼻翼などいくつかの部位に分かれていますが、それらは連続しているので、

一部分だけを変化させるとバランス的にその隣も変化させる必要がでてくるからなのではないでしょうか。

特に、当院は鼻翼基部挙上を希望される方が多いのですが、同時に鼻中隔延長や鼻尖形成を行うことにより鼻翼基部の挙上効果が引き立つように思います。

今後の鼻整形の参考になればと思います。

それでは・・・(#^.^#)さよなら~

料金とリスク
  • 料金(税込):鼻中隔延長:550,000円(税込) 鼻尖形成:660,000円(税込) 鼻翼基部+鼻柱基部細片軟骨移植(肋軟骨採取代を含む):935,000円(税込)、鼻背部細片軟骨移植:440,000円(税込) 複合手術割引10%
  • リスク:腫れ、内出血、感染、イメージと違う、傷跡が残る、左右差が気になる、皮脂腺が傷にかかると傷が目立つ、術後一時的につっばり感が生じる、後戻り、鼻尖が少し曲がる、鼻尖部の軟骨の形が浮き出す、鼻先の感覚が一時的に鈍くなる、上口唇がしびれる(ほとんどが一時的)、鼻翼が少し広がる、鼻の穴が正面から見えやすくなる、鼻尖が少し移動する、軟骨は少し吸収される 可能性あり。

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