オープンアプローチ+鼻柱隔延長(鼻柱隔軟骨)+鼻尖縮小+鼻尖軟骨移植(耳介軟骨)+鼻背部細片軟骨移植(耳介軟骨)
錦織選手が熱いですね。全仏オープンのジェレ戦はテレビで観戦していましたが、最後までもつれる展開でハラハラしながら見ていました。錦織選手はさすが最終セットの勝率ナンバーワンだけあり、粘り強さは抜群です。その中でも解説の方が「いままでのベストゲームじゃないですか。」と言っていたぐらいなので相当タフな試合であったことに違いありません。私は「(最後まであきらめないで、)自分にできることをやりながらチャンスが来るのを待っていました。」といっていた錦織の言葉に感銘を受けました。一流のアスリートは例外なく精神的にもタフですね。学ぶことは多いです。
さて、以前紹介させて頂いた症例の3ヵ月の経過をお伝えします。前回は術後2週間までをお伝えしましたが、患者様はその後の2か月と3か月時に来院されました。患者様のご要望は”鼻尖の向きを下向きに変えつつ高くしたい”、”鼻背は直線的ではなくやや反った感じ(下に凸)にしたい”ということでした。2週間目までは鼻尖の向きと高さはまずまずでしたが、鼻背はまだ直線的でした。
それでは斜位で術前から3か月目まで見てみましょう。↓
腫れやむくみはほとんど取れてほぼ完成形になりました。鼻背も細くなって鼻すじがだいぶでて、下に反った感じになっていますね。
側面から見たほうがよくわかるかもしれません。↓
3か月でようやく、鼻先は下に向きつつ、鼻すじは反ったような感じになりましたね。やはり鼻の手術は完成までに3か月はかかります。術後の腫れに不安な方の参考になれば幸いです。
最後に術前と術後3か月後の写真を隣にならべてお見せします。↓
全体的には、整形している感をださないように、ナチュラル感を重視して手術しています。
料金とリスク
- 料金(税込):ヒアルロニダーゼ 0.5ml 22,000円/鼻中隔延長術 鼻中隔軟骨 550,000円/鼻尖形成術(大鼻翼軟骨の幅寄せ+鼻柱、鼻尖部への耳介軟骨の移植) 660,000円/隆鼻術 細片軟骨移植 440,000円
- リスク: 腫れ、内出血、鼻閉、左右差、後戻り、感染、軟骨の浮き出し