脂肪注入で輪郭を整える
今回ご紹介させて頂くモニター様は輪郭を整えたいとのことで来院されました。
全顔モニターの方になります。
まずは術前の状態からチェックしていきます。⇓

頬の骨(頬骨弓)が横に広がっていて輪郭に凹凸がある状態でした。
頬の骨の突出を目立たなくするには、それなりの量の脂肪注入が必要ですが、
ご本人は笑った時に頬があまり膨らみ過ぎないように控えめに注入してほしいとのご要望がありました。
そのため、1回目は控えめに注入し、
もう少しボリュームが欲しいということになって
2回目の脂肪注入も行いました。
注入部位ですが、
1回目はこめかみ、頬の外側(サブメーラー)、法令線上部(鼻翼基部)に行いました。
注入部位のデザインをご覧ください。⇓

2回目はこめかみ、頬の外側、口の横(バッカル)、法令線に行いました。
注入部位のデザインです。⇓

赤ペンでマーキングした部位は年齢とともにくぼみやすい部位だと思います。
それでは1回目+2回目の結果をご覧ください。⇓

輪郭が滑らかになり、頬骨の張り出し感がなくなっています。
さらに輪郭が整うと柔らかい印象になります。
脂肪注入をすると顔が大きくなることを心配される方が多いですが、
輪郭が整うと小顔に見える方もいらっしゃるぐらいで、大きくなったようには見えません。
次に1回目の手術と2回目の手術の経過をご覧ください。
まずは正面です⇓

次は斜めの像になります。⇓

注入した部位が少しずつ良くなっているのがわかると思います。
頬の外側は靭帯が多数あり、
そのまま脂肪注入を行うだけでは外側に膨らんだ状態をつくることができません。
ニードリング(皮下剥離)という操作を行い、
靭帯を伸ばしたり、切離したりします。
靭帯を無視して脂肪注入を行うと、くぼんでいる部分の脂肪が上と下に流れ、
周りの部分がふくらみ、
余計にくぼみが目立つようになります。
実際そういった方が修正に来院されることがあるので、
ほほの外側の脂肪注入は慎重に行っています。
料金とリスク
- 脂肪注入 顔面一部位 352,000円 一部位追加につき +55,000円 2回目脂肪注入基本料金から10%割引 (2026年7月時点の料金です)
- リスク:脂肪注入部:腫れ、内出血斑、血腫、生着率が場所によって異なる、しこりができる可能性、凹凸が生じる可能性、一度で十分にボリュームが得られない可能性。 脂肪吸引部:腫れ、感染、内出血、傷跡(7-8㎜)、術後1週間の筋肉痛のような痛み、色素沈着の可能性
あとがき
前額リフトの勉強会に参加しました。
眼科(眼形成外科)の先生が主催する前額リフトの勉強会が京橋であり、参加しました。
前額リフトは切開で行う方法と内視鏡で行う方法があり、
今回は内視鏡で行う方法がメインでプレゼンがありました。
眼科のドクターの場合、
眼瞼下垂の手術をすると思いのほか眉毛が下がってしまった方、
その結果、鼻根部にしわができてしまった方、
生まれつき眉毛の位置が低い方、
顔面神経麻痺の方
などの治療をされているようです。
形成外科としてもそのあたりは被っているのですが、
美容外科では、機能面よりも整容面に重点を置くので
額、眉間、鼻根部のしわを改善したい方、
眉下切開で眉と目の距離が短くなってしまった方、
まぶたのたるみや厚ぼったさが気になっている方、
目の開きを改善したい方、
などが適応になります。
内視鏡を使うと低侵襲で傷は髪の毛の中で済むことが最大の利点です。
勉強会の雰囲気はこんな感じでした。⇓

リラクラ形成美容外科の倉地先生に紹介してもらって参加しました。
大変勉強になりました。
主催してくださった日本眼形成美容学会理事長の鹿嶋先生とプレゼンして頂いたドクターに感謝申し上げます。
当院でも内視鏡を導入していますので、興味のある方はご相談ください。
それでは。







