ほぼ全顔脂肪注入(前額・眉間・こめかみ・上眼瞼・下眼瞼・ゴルゴライン・法令線・頬外側・マリオネット)の症例報告
顔じゅう脂肪注入したい方、、、時々いらっしゃいます。
今回のモニター様もそのような方の一人でした。
全体的に顔がお瘦せになっているため、ふっくらしたいということと、眉間や眉上に深いしわがあり、それも改善できたらということでした。
まずは術前の状態です。⇓
実際に注入した部位は、、、鼻・口唇・顎以外全部ですね。⇓
そして8か月後の結果はこちら⇓
8か月後の他の角度の比較になります。⇓
全体的にふっくらしてよくなりましたね。
ふと気が付いたのが、あご裏の皮膚のたるみがよくなっているんですね。
顔面のボリュームが改善したことによりフェイスラインより下の皮膚も少し引っ張られたのかなと思います。
さて、1回目でかなり良くなったのですが、もう少し改善したいとのご希望を頂き、2回目の注入にトライすることになりました。
2回目の注入部位は気になっているところに絞りました。
前額・眉間・こめかみ・ゴルゴライン・法令線・頬外側になります。⇓
早速ですが、1回目(最初の手術から8か月後)と2回目の手術の結果(2回目の手術から6か月後)をお見せします。⇓
額と頬のふっくら感がとても素敵です。
法令線は改善が難しい部位なのですが、1回目⇒2回目で口元あたりがかなり改善していますね。
脂肪注入は1回目よりも2回目の方が改善することが多々あります。
なぜそうなるのか、、
理由については以前のブログで見送っていたのですが、少し触れたいと思います。
まず前提として脂肪注入は脂肪組織に注入するほうが、筋肉や皮膚・粘膜の中に注入するよりも生着します。
これは脂肪組織は動脈血の次に酸素が豊富な組織であり、当然酸素濃度が高いところに脂肪を注入する方が生き残る確率が上がります。
すなわち脂肪層を狙って注入したほうが生着率が良いのです。
ということは2回目は注入に適した場所(脂肪層)が増えている状態での注入になるので、1回目(やせている場合)よりも条件がよくなっていますよね。
料金とリスク
- 脂肪注入 顔面一部位 352,000円+一部位追加につき 55,000円
- リスク:脂肪注入:腫れ、内出血斑、血腫、生着率が場所によって異なる、しこりができる可能性、凹凸が生じる可能性、一度で十分にボリュームが得られない可能性、脂肪吸引部:腫れ、感染、内出血、傷跡(7-8㎜)、術後1週間の筋肉痛のような痛み、色素沈着の可能性
韓国美容外科学会 APS2023
韓国で行われた美容外科学会で発表をしてきました。
英語が苦手なので、スライドや原稿の準備、英語の発音トレーニングなどに追われ、久しぶりにこのブログを更新しています。
楽しみにしてくださっている方から”毎日このブログをクリックして更新しているかどうかチェックしています”とのお言葉を頂きましたので、
それを励みにしてまた更新頻度を以前のように戻していこうと思っています。
今回、会場では日本語が話せるキム先生に少しサポートして頂き、無事に乗り切ることができました。⇓
キム先生ありがとうございました!!
しかし海外で英会話ができないのは苦痛でしかないことに気が付きました。
これを機に英会話のトレーニングを始めようと思います。
それにしてもできないなりに、かなり自分を追い込んで準備したので、
初日の発表が終わった後の解放感たるや、、、相当なものでした。
表現するとこんな感じ。⇓
ホテルの部屋に戻って、部屋着に着替えて、、ベットに横になり、、、生きててよかったぁ。。。ノビ〰
ちなみにこれ、足の指にスマホを挟んで撮影したんだけど、この後足の指がつりました。
もうしません。