コロナ第7波
コロナはもう収束していくと予想していたのですが、このところ、まさかの感染力マシマシで盛り返しているではありませんか!
以前テレビでWHOの職員が人口の大半が罹患すれば集団免疫ができてコロナの流行はそこで終了するといっていましたが、、、
コロナは変異が早い上に、できた免疫の持続期間もそれほど長くないみたいで、、
これじゃあ今後も流行の波は繰り返される可能性濃厚。。。
そのうちにインフルエンザと同じポジションに落ち着いてくれればいいのだけれど。
現時点でインフルと決定的に違うのは、コロナは一定の割合で後遺症がでることと、味覚嗅覚障害があることでしょう。
コロナから運よく逃れても、マスクでニキビは絶えずできるし、暑いし、、人類にやっかいな隣人が現れたもんです。
顔のバランスを鼻の変化で整える
さて、本題です。
きれいではあるが、顔にマッチして主張しない鼻は忘れ鼻と言われていますが、今回は鼻の存在感をなくして顔全体のバランスを整えることに注力しました。
まずは術前の写真を見てください。⇓
患者様は大手の美容外科①⇒大手②⇒準大手⇒当院(バリバリ個人)の順番で当院にお越しいただきました。
そのため、すでに他院で鼻筋へのプロテーゼ挿入と、鼻尖部への耳介軟骨移植を受けられていました。
患者様のご要望は
・鼻筋が前額のすぐ下から始まっていて、目と目の間が狭い感じに強調されているので、鼻筋の始まりを低くしたい。
・鼻の穴が正面から目立つ感じを改善したい。
・鼻先をもう少しすっきりしたい。
・横顔で中顔面がやや低く、口が出た印象を改善したい。
ということでした。
それに対して、
・鼻背部のプロテーゼを短いものに入れ替えて鼻筋の始まりを低くする。
・鼻尖部に移植された軟骨を取り出してもう一度鼻尖形成を行い、鼻先を整える。
・リムグラフト(鼻の穴の縁への軟骨移植)を行い、鼻の穴を自然な感じに整える。
・鼻翼基部プロテーゼを挿入し、中顔面を前に出して横顔を整える。
というプランニングをしました。
早速、結果をお見せします。
まずは6か月後の正面になります。⇓
如何でしょうか?
鼻筋の始まりは少し低くなり目の間が狭い印象は改善しています。
また鼻の穴も形がナチュラルなカーブになって目立たなくなると共に正面から少し見えにくくなっています。
鼻先も少し小さくなりすっきしましたね。
次に斜め6か月後の結果です。
鼻翼縮小はしていませんが、リムグラフトと鼻尖形成の調節により鼻翼の存在感がなくなっています。
次は術後6か月の横顔の結果です。⇓
横顔も改善しました!!
口が出ている感じがなくなり、鼻だけでなく、横顔のシルエットもきれいに見えます。
前額のカーブもきれいになっていますが、これは他院でヒアルロン酸注入を受けたそうです。
最後に手術は鼻柱部を切開するオープン法でおこなっているのですが、傷の具合は?とよく質問されるのでお見せしたいと思います。⇓
6か月後だとほとんどわかりません。
この写真を作っていて気が付いたのですが、もともと鼻の穴に左右差があるのですが、それが術後に改善していることです。
なぜ術前に鼻の穴に左右差があったかというと、かなり大きなサイズの軟骨が鼻尖部に移植されていたので、圧力で鼻先を作っている左側の軟骨(大鼻翼軟骨)が左に傾いて変形していたのです。
当院では鼻尖部に軟骨を移植するときは、だいたい鼻柱部にも軟骨を移植して(コルメラ ストラット)土台を補強した上で鼻尖部に軟骨を移植していますので、傾くリスクはかなり少ないと思います。
ご自身の手術の参考になれば幸いです。
それでは、、~(*˘ ⌣˘*)/さよなら~
料金とリスク
- 料金(税込):鼻尖形成(鼻尖縮小+コルメラストラット+鼻尖部軟骨移植)+リムグラフト 748,000円
- 鼻背部プロテーゼ挿入術:252,000円 鼻翼基部プロテーゼ挿入術:270,000円
- リスク:腫れ、内出血、感染、イメージと違う、傷跡が残る 鼻尖が少しアップノーズになる可能性、鼻尖部の軟骨の形が浮き出す可能性、鼻先の感覚が一時的に鈍くなる、鼻尖が傾く可能性