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顔面脂肪注入  ~病気で顔面が変形してしまった方へ~

顎顔面外科学会のHP

2か月ぐらい前に顎顔面外科学会から一般向けページ更新のお知らせメールが届きました。

帝京大学勤務の時に顎顔面外科HP作成委員会のメンバーだったのですが、担当していたのが一般向けのトップページでした。

その当時、顔面変形の患者様のイラストもイラストレーターの方にお願いして書いてもらい下記のような文章にしてみました。↓↓

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頭蓋顎顔面外科は頭、顔、顎の病気や変形に対する治療を行う分野です。変形の原因には生まれつきの異常、ケガによるもの、腫瘍切除によるもの、免疫の異常によるもの、加齢によるものなどがあります。

(左)深在性エリテマトーデスによる左頬部脂肪委縮

(右)自家脂肪移植術による治療後

顔面は視覚、味覚、聴覚といった感覚器の集合体であることや、栄養摂取の入り口であることなどから、生命維持に欠かせない機能を有しています。加えて、顔は感情を表現する心の窓であり、コミュニケーションツールであり、なにより形態自体が個性そのものであるといった社会的機能の面を併せ持つ重要なパーツです。

そのため、機能面の改善はもちろん美容的な面にも配慮しながら治療にあたる必要があると考えています。治療メンバーは形成外科医、矯正歯科医、耳鼻科医などからなり、患者さんに笑顔を取り戻してもらうために、本学会を通じて日々研鑽しています。

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現在、大学医学部では心臓、肝臓、腎臓、肺、脳といった個別臓器については心臓血管外科、循環器内科、脳外科、消化器内科、呼吸器内科などと細分化され、それぞれ詳細に研究されています。一方で顔面自体は臓器という概念が一般的でないため、本邦では顔面外科、顔面内科といった独立した科がありません。その代わりに眼科、耳鼻科、皮膚科、形成外科、脳外科、口腔外科、美容外科といろんな科が各パーツにつき個別に関わりをもっているため、顔面自体の役割を研究し、総括するということが遅れているのです。

顎顔面外科学会はそのことに一石を投じる学会ではないかと思います。

そして美容外科医こそ顔面のもつ社会的機能の側面をよく理解したうえで治療にあたる必要があると考えるのですが、、果たして自分はできているのかな??  と振り返るわけであります。

病気で顔面変形をきたしてしまった方への脂肪注入の症例報告 

今回のモニター様はまさに、先ほどのイラストであったように典型的な深在性エリテマトーデスによる顔面変性疾患の患者様でした。

もともとは地元の大学病院で治療を受けていたとのことですが、整容面までは治療が難しかったようです。

私はこのような軟部組織の萎縮にともなう顔面変性疾患の治療をライフワークとしていたのですが、モニター様はそんなことは知らないで、たまたまHPをみてお越しになられたとのことでした。

術前の状態はこんな感じでした。↓↓

右の中~下顔面のボリュームが失われ、変形していました。

今回の治療は2回に分けて行いました。

脂肪注入した部分のデザインはこちらです。↓

次に、1回目の手術の5か月後の結果をお見せします。↓

まだ顔面のくぼみは残っていますが、一歩前進したのがわかると思います。これが大事で1回目に少しでも脂肪が残ってくれたら2回目はその脂肪を足掛かりにしてより多くの脂肪が生着してくれます。

最初の手術から5か月目で2回目の手術を行いました。

その時のデザインがこちらです。↓

そして2回目の注入から3か月後の結果がこちらになります。↓

これで大きく前進しました。

美容的にはやせている方の額やこめかみの治療がこんな感じです。あまり額に脂肪がない方は1回目に少しでも生着すれば2回目は大きく改善するといった具合です。

その理由は、、、カウンセリングで質問されたらお答えすることにします。

最後に手術前と2回目の手術後の比較をしたいと思います。↓

目隠しをしているのでわかりにくいですが、表情がかなり穏やかな感じになられています。

人は見た目だけではありませんが、社会生活をおくる上で整容面が大事なこともあります。

それでは ヾ(^_^) see~you~~

料金とリスク
  • 脂肪注入 顔面一部位 352,000円+一部位追加につき 55,000円
  • リスク:脂肪注入:腫れ、内出血斑、血腫、生着率が場所によって異なる、しこりができる可能性がわずかにあり、こまかい凹凸ができる可能性、一度で十分にボリュームが得られない可能性、まぶたのひきつれや眉の形が変わる可能性
  • 脂肪吸引:腫れ、内出血、傷跡(7-8㎜)、術後1週間の筋肉痛のような痛み、色素沈着の可能性

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