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中下顔面のミニフェイスリフト ~傷跡の経過も載せています~

日本形成外科学会総会に出席してきました

名古屋で開催された形成外科学会に出席してきました。本当は4月開催なのですが、コロナの影響で今年は8月の開催に延期されていました。今回は脂肪注入のパネルディスカッションとKY美容塾open campusの中でのヒアルロン酸の発表と2つの演題発表を行いました。新型コロナの影響で参加人数はいつもより少なめでしたが、思ったよりも参加されている方がいるような気がしました。KY美容塾の方は主催者の菅原先生と福田先生が普段の学会では切り込まない内容(美容外科の訴訟や売り上げなど)の話をしてくださり大変参考になりました。売り上げの話では優れた美容外科医=売り上げが高い美容外科医だそうです。半分は真実でしょうが、、、いろんなpatternがあるのではないかと思います。

中下顔面のミニフェイスリフト経過報告

  学会発表があったので久しぶりのブログとなりました。今回は法令線の改善やフェイスラインのたるみを気にされて来院された患者様です。フェイスラインを指でつまむとタルタルになっているのが気になっているとのことでした。最近はフェイスリフト希望の患者様が増えているのですが、開業する前はこれほどたくさんいらっしゃるとは予想していませんでした。コロナ下でマスクの着用や自宅勤務が影響しているのかもしれませんね。

まずは術前の状態です。↓↓

当院でターゲットとしている中下顔面は鼻翼の当たりからフェイスラインまでになります。手術をするかどうか悩んでいる方にとっては、腫れがどのぐらいなのか、傷はどれぐらいなのか、効果はどれぐらいなのかということだと思います。その辺りを詳しくお伝えしたいと思います。

次に手術翌日の正面写真になります。↓↓

 傷の挿入したドレーンチューブを抜去しに来院されました。腫れは少ないと患者様はおっしゃっていましたが、ミニリフトだと正面の腫れは最小限に抑えられます。

次に術後1週間経過した写真になります。↓↓

 順調に腫れが落ち着いてきていますがまだ頬の上方が腫れている印象です。ただ、これぐらいになると人前にでてもおかしく思われないのではないでしょうか。

次の写真は1か月後になります。↓↓

 大きな腫れはほとんど引いたような気がします。ここからさらに3-6か月かかって引き締まってきます。

 次の写真は術前と術後2か月の比較になります。↓↓

  腫れはさらに引いて仕上がりは良好です。完全に腫れやむくみが消退するのは3‐6か月かかると思ってください。

法令線やフェイスラインのたるみはかなり改善していることが分かります。また、法令線のたるみがなくなったことで側面像で鼻翼がきれいにみえるようになり、鼻の形が整ったような印象になっています。さらに、術者も予測していなかったのですが、目尻のしわがきれいに伸びているのが分かります。患者様も大満足して頂きました。 

最後に耳前の傷跡の経過を見てみましょう。

通常傷が目立たなくなるのに3-6か月かかるのですが、この患者様は2か月でほぼ分からなくなっています。傷跡の経過は個々人の体質にもよりますが、なるべく早く目立たなくなるようにいつも全力で縫合しています。

患者様は2か月の時点で次の手術を希望されましたので、フェイスリフトの経過は2か月で一旦終了にしたいと思います。また、追加手術もモニター契約となりましたので次の経過も併せて今後ご報告させて頂きます。

 料金とリスク
  • 料金(税込):中顔面+下顔面リフト 715,000円
  • リスク:腫れ、内出血、痛み、むくみ、一時的に皮膚の感覚が鈍くなる、一時的なツッパリ感、傷跡が残る、耳の変形 耳の裏での皮膚のたるみ

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