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上眼瞼のくぼみと下眼瞼のクマ治療を同時に行うとぐっと若返ります

上眼瞼のくぼみに脂肪注入術、下眼瞼のクマ治療に経結膜脱脂術+ヒアルロン酸注入を併用した症例のご報告

 雨の中、つけ麺を食べに銀座に行ってきました。麺類は大好きで幅広く食べるのですが、その中でも朧月さんのつけ麺は好きな麺ベスト5に入る一品です。しばらく自粛生活が続いていて食べられなかったので無性に食べたくなり、日曜日に銀座まで出向いて食べに行きました。みんなだいたい同じことを考えるのか、雨の中でも行列ができていました。自分は並ぶのが好きではないので並ぶお店はほとんど行かないのですが、このお店だけは並んでも食べたいですね。

 さて、今回ご紹介するのは40代の女性で上眼瞼のくぼみと下眼瞼のくまを気にされて来院されました。↓

 診察すると、上眼瞼のくぼみは結構深いので脂肪注入をお勧めしました。また下眼瞼は目袋がでているのでこれを目の裏の赤いところ(結膜)から脂肪を除去(脱脂術)し、1か月後にヒアルロン酸を注入する治療を計画しました。脱脂術と同時に脂肪注入を行うのが一般的に流行っていて、当院でも施術可能ですが、その場合、注入できる層が浅い部分だけに限られ、もう一度脂肪注入を行う必要が生じることもあります。1か月後のヒアルロン酸注入だと腫れが引いてくぼみの部分がはっきりしているので正確に注入して治療できるメリットがあり、今回はヒアルロン酸注入を選択されました。ちなみに私の注入法だとヒアルロン酸は3年ぐらいは効果が持続する人が多いです。

気になるのが術後の腫れの状態ですね。術直後になります。↓

脂肪注入の場合、直後の腫れはそれほど強くないのですが、術後2-3日目が腫れのピークだと思ってください。私からすると腫れている状態の方をたくさんみてきたので普通ぐらいの腫れと思っていても、患者様側からすると想像しているよりももう少し腫れたというコメント頂くことが多いです。

次に術前、術後1週間、術後1か月の写真を並べてお見せします。↓

経過良好ですね。上眼瞼のくぼみがなくなるだけで雰囲気が全然違いますね。下眼瞼についてはちょうど術後1か月で腫れが引くと同時にくぼみが少し目立つようになってきています。

この時点で下眼瞼にヒアルロン酸注入を行いました。下の写真がヒアルロン酸注入前と後になります。↓

いかがでしょうか?下眼瞼はくぼみが浅くなると影ができにくくなり、目周りが明るくなった印象になります。くぼみをなくし、平べったくする術式もあるのですが、個人的には目の下は少しだけくぼんでいてそこから頬の盛り上がりにつながったほうが、目の下から口元までがメリハリがあり、間延びしない美しい顔になると思っています。Ogee Curveという理論になります。きれいなラインを作るためにヒアルロン酸はミニマム0.005-0.01mlの量を調節しながら注入しています。上下眼瞼のヒアルロン酸注入はちょっとした手術より神経を使います。

最後に手術前の写真と手術後1か月・ヒアルロン酸注入後の写真を比較してみたいと思います。↓

 ヒアルロン酸は注入後2-3か月するともっとなじんできれいになるので、またの機会に写真をお見せしたいと思います。

 目周りの治療をすると顔面全体が若返ったような印象になりますので、限られた予算で若返りたい方はまず目周りの若返りから検討されるとよいかもしれません。また、手術の怖い方は目の下のくまはヒアルロン酸注入だけでも少し改善できますので御気軽にご相談下さい。

料金とリスク
  • 料金(税込):脂肪注入 顔面一部位 352,000円+一部位追加につき+55,000円/ヒアルロン酸注射 82,500円~
  • リスク:(脂肪注入)腫れ、内出血、生着率に個人差あり、量の調節が難しい、しこりや凹凸が生じる可能性(ヒアルロン酸注入)内出血、腫れ、アレルギー、動脈塞栓、移動する可能性                     

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