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糸リフトによる顔のたるみ治療 ~脂肪注入との複合治療もなかなかよいです~

糸リフト複合治療(糸リフト+脂肪注入)によるフェイスラインのたるみ、眼の下のくま、ゴルゴラインの改善

皆さまのもとにはアベノマスクは届きましたでしょうか?私のところには2つも届いてしまいました。一つはクリニックに、もう一つは自宅に届いたのですが、どうやら住んでいるのか、事業所なのかは関係なく一住所一アベノマスクが原則なようです。テレビでは一世帯といっていたのですが、一世帯というのは一住所ということみたいですね。いまやマスクにも余剰感がでてきて、ウイルスを遮断する効果の少ない布マスクをもらってもあまりありがたい感じがしないのは私だけでしょうか。

コロナ以前は中国からたくさんお越しになられていたのですが、今は当然のことながら来日はできません。その代わりに3月頃から日本人の方が増え始め、6月になってからは急増してきました。自粛中にHPをみたりして検討されていたのかもしれません。新たに来院して頂いた多くの患者様にこの場を借りて御礼申し上げます。全力で手術いたします。

 今回は前回に引き続き、糸リフト複合治療の症例をご紹介しようと思います。前回も言ったように、糸リフト+αの施術は相乗効果が高いのですが、このプラスαに何をするかというところにいろいろ選択肢があります。患者様は目の下のくまとゴルゴライン(中国ではインディアンラインと呼ばれています。)の改善に長期間効果が持続する脂肪注入を希望されました。

ご紹介させて頂くのは30代の女性の方で、術前の写真はこちらになります。↓

目のしたのくぼみ(ティアトラフと言います。)とゴルゴラインの治療とフェイスラインと頬前面のたるみがあります。糸リフト(Barb II anchor)10本の挿入と太ももの内側から脂肪吸引を行い、脂肪を採取して目の下+ゴルゴラインに脂肪を注入しました。

次に術直後の腫れの状態をお示しします。↓

手術を受ける上で腫れはもっとも気になるところだと思います。ちなみに腫れのピークは術後2-3日目になりますので、その時には写真の状態よりもう少し腫れは大きくなります。頬に貼ってある茶色のテープは脂肪注入した針穴になります。2-3日で治癒しますが、赤みが3-4週間続く場合があります。お化粧で隠せます。

次に術前と術後1か月後の写真を並べてお見せします。↓

目の下のくぼみとゴルゴラインはとてもきれいになりましたね。ゴルゴラインの改善には単に脂肪注入するだけでなく、リゴトミーというテクニックが必要になります。またスレッドリフトの効果で頬が高くなり、フェイスラインのたるみが取れていることが分かります。

ただし、、、糸リフトには欠点があります。それは正面の写真をご覧になると分かると思いますが、すこし丸顔が強調された様になることです。元々丸顔でこれ以上丸顔を強調したくない人は切るフェイスリフトの方をお勧めしたいと思います。糸リフトは組織を移動させ、顔の真ん中あたりにたるみが移動するので頬骨付近の幅が広くなる傾向にあります。治療の選択の参考になさってください。

最後に斜めの写真の手術前後をお見せします。(左が術前、右が術後です。)↓

私がいつもこだわっているのが、Ogee curveといって、赤矢印の部分を綺麗な曲線にすることです。目の下から顎までこのラインが滑らかな曲線を描くことで斜位での顔がとてもきれいに見えます。

今回は糸リフトと脂肪注入という組み合わせでしたが、如何だったでしょうか? 今回も相乗効果があったのではないかと思います。

料金とリスク
  • 料金(税込):BARB Ⅱ ANCHOR 1本 33,000円/脂肪注入 顔面一部位 352,000円+一部位追加につき 55,000円
  • リスク:(スレッドリフト)腫れ、内出血、口を開けたときの頬の痛み(術後1か月以内)、引きあがり具合は皮下の状態が影響し、個人差がある。効果は1年から1年半ぐらい、手で顔を触ると糸を感じることがある。(脂肪注入)腫れ、内出血、生着率に個人差あり、量の調節が難しい、しこりや凹凸が生じる可能性                      

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