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ミニフェイスリフト(中顔面+下顔面)と脂肪注入術の併用治療

いつのまにか開業して半年が経過してしまいました。開院した時は想像もしていませんでしたが、これまでにイギリス、カナダ、中国、シンガポールなど様々な国から患者様にお越し頂いたことに驚いています。わざわざ少なくない時間とお金をつかって遠方より御来院頂いた患者様と紹介して頂いた方々に厚く御礼申し上げます。

5月からいよいよ令和がスタートしましたね。昭和から平成になったときは私は高校生でしたが、記憶にあるのは昭和天皇が崩御され、国中で喪に服す雰囲気だったので、とても平成を喜ぶという感じではありませんでした。それに比べて今回の生前退位は国民が前向きで明るい気持ちになれたという点で素晴らしい御英断であったと思います。

症例のご紹介に移ります。

今回のモニター様は30代の女性で ”糸リフトを他院で何回か受けたが満足いく結果がでない”、さらに、”糸リフト後に右の頬のところにスジが入ってしまった”、”頬のくぼみ(ゴルゴライン)や法令線、下口唇と顎の間のくぼみ(線?)などが気になる”、”顎をヒアルロン酸やシリコン以外で出してほしい” とおっしゃられました。

そこで顔面のくぼみや顎に関しては脂肪注入を、顔のたるみに関しては中下顔面のミニフェイスリフトを行うことにしました。当院のミニフェイスリフトは耳たぶの部分からフェイスラインに沿っておよそ4㎝ほど剥離し、皮下組織(SMAS)の処理も行った上で、皮膚は2㎝ほど切除する方法で行っています。その為、術後の腫れは髪の毛で容易に隠すことができたり、顔面の前面(法令線やゴルゴラインなど)は皮下剥離の操作を加えないので脂肪注入を併用することができます。切ることに抵抗がなかったり、手術の怖さよりも結果重視の方には糸リフトよりもミニフェイスリフトは確実に皮膚のたるみ取ることができるとともに、効果は10年以上持続します。そうはいってもご自身のライフスタイルがあると思いますので、自分のスタイルにあった治療を選択されればよいと思います。

症例に戻ります。まずは術前の状態をお見せします。↓

 

次に手術前のデザインと手術直後の腫れの状態をお見せします。↓

術直後の写真は腫れ止めのテープが張ってあり皮膚の状態が分かりにくいですが、内出血はほとんどありませんでした。

1週間後抜糸に来院されました。この時の内出血と腫れの状態はこちらです。↓

内出血は法令線のところにわずかに出ているぐらいです。これぐらいならお化粧で隠せるレベルです。手術を御検討の方、参考になさってください。ダウンタイムは抜糸までの1Wから10日と考えてよいと思います。

次に術後1ヶ月後の写真です。↓

腫れもかなり消退してきれいになってきました。フェイスリフトの傷が気になる方に真横からの写真をお見せします。↓

耳の横の赤い線が傷になります。すでにだいぶ目立ちませんが、3-6ヵ月で傷は白くなりますのでさらに分からなくなります。私は耳珠の端っこのところを切りますので位置的にも目立ちません。

最後に術前と術後1ヵ月の写真を比べてみます。↓

このように比べると、皮膚のたるみが改善し、糸リフトの後にできた線もほとんど目立たなくなり、法令線や頬のくぼみ(ゴルゴライン)などが改善し、顎が出てきれいな形になっていることがわかります。さらに脂肪注入を行うと肌質もよくなるといううれしいおまけがつきます。

顔面の加齢現象は皮下組織(脂肪)の委縮と皮膚のたるみで生じます。皮膚だけひっぱっても、ボリュームだけ足しても治療効果はありますが、どうしても片手落ちになりがちです。フェイスリフトと脂肪注入の組み合わせは顔面の若返り治療を行う上で理に適っていて、もっとも効果のある方法だと思います。

手術の完成は3ヶ月後になります。また治療経過をご報告したいと思います。楽しみですね。

料金とリスク
  • 料金:脂肪注入術 320,000円(一部位)+一部位追加につき50,000円              ミニリフト 下顔面のみ600,000円, 中下顔面 900,000円
  • リスク:腫脹、感染、傷の一時的なあかみ、肥厚性瘢痕、左右差、脂肪の生着率に個人差、     硬結、オイル嚢胞、一時的な顔面神経障害、耳垂の変形、一時的な感覚障害  

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