コロナ対策してます。

本格的に寒くなってきました。今年は雪も多いし、空気が乾燥しています。それに伴ってコロナの第3波が、、、スゴいことになっていますね。

当院でもエアコンと換気扇を全てクリーニングし、エアコンにウイルスを除去するフィルターを装着しました。これでエアコンをかけていればウイルスは吸引除去されますので安心して御来院下さい。下の写真は手術室のエアコン洗浄の様子です。↓

コロナは来年にはワクチンの接種で急速に勢力が落ちると思いますが、当面の第3波、うまくしのいでください。うまくしのぐための私からのアドバイスを申し上げます。

①基本原則マスクなしでしゃべるのはもっともリスクが高い。（口から口への感染）

②それが前提で、みなさんマスクは必ずしているのに目は何も防御していないことが多い気がします。目と喉はつながっています。涙が鼻に流れてさらに喉に流れます。インフルだとウイルス量が多くないと目からは感染しないのでしょうが、コロナは少ないウイルス量で感染するようですから、流れた先の喉で増殖できるのでしょう。これは伊達眼鏡で十分防げると思います。

③帰宅したら手洗いをする人が増えたようですね。その甲斐あって、インフルの感染は昨年の1000分の1レベルで劇的に減少しました。ところが、コロナは少ないウイルスで感染しますので、手洗いするときにマスクをとっていると飛び散った水が口や目に付着して感染するのではないかと危惧しています。帰宅して安心したところで感染の危険にさらされていないですか？

以上私なりにコロナを観察した結果のコメントです。

ようやく本題です。顔面アンチエイジングの極み　～たるみとくぼみ両方の改善から得られる結果は・・・すばらしい～

また悪い癖で前置きが長くなってしまいました。今回のモニター様は以前ミニフェイスリフトで登場して頂いた患者様ですが、その後、さらなる高みをめざして脂肪注入を受けられました。

ブログの初期の頃から申し上げていますが、加齢現象は皮膚のたるみだけでなく、皮下組織のボリューム減少からも生じます。皮下組織のボリューム減少というのは主に脂肪ですが、骨も委縮していくことをお伝えしました。その為、80代、90代ぐらいになると目が奥に沈んでしまい目が小さくなってしまう方がいらっしゃいます。骨が委縮することで眼球が入っているくぼみが広がってしまうのと、その周囲の脂肪組織がやせてしまうからです。

見た目のアンチエイジングを極めるにはたるみの改善に続き、ボリュームの改善も欠かせません。今回は両方行った場合にどうなるのかというのをお見せしたいと思います。

まずはフェイスリフトする前の状態と術後3か月経過した写真の比較です。↓　今回は、凹凸がはっきりとわかるようにフラッシュなしの写真を使用しています。

中下顔面ネックのミニフェイスリフトを行っています。これだけでもフェイスラインがすっきりして、小顔になっています。傷跡も順調に目立たなくなっています。

ただ、右のゴルゴラインが気になると訴えられました。これが頬の脂肪減少によるくぼみです。そこで脂肪注入術をご提案しました。

注入した部位と術後の腫れを次の写真でお見せします。↓

脂肪注入は眉毛の上方、ゴルゴライン、鼻翼基部（法令線）、頬外側に行いました。脂肪注入はフェイスリフトよりも腫れますのでダウンタイムに注意が必要です。とくにゴルゴラインは皮膚の下に靭帯が発達していて、これを注射針で切離する操作をすると内出血もでます。ちなみにゴルゴラインは顔の中で治療が最も難しい部位の一つです。

次にフェイスリフトの術前から脂肪注入術後1か月までの経過を一気にお見せします。↓

とてもナチュラルに若返っていますね。フェイスリフト+脂肪注入がアンチエイジングの極みではないかと思っています。また例によって目元のくすみや頬の肝斑が薄くなって肌質も改善しています。

というわけで前回のブログに引き続き　フェイスリフト＋脂肪注入を行うと、たるみの改善＋くぼみの改善＋肌質の改善　が期待できます！　━━ヽ(´∀`*)ﾉ ━━♪ﾃﾝｼｮﾝ↑↑

いろんな効果をもった治療を組み合わせることで患者様の自然な若返りを引き出すことができます。

年末にかけてさらに忙しくなり、これが今年最後のブログになるかもしれません。今年は6月以降、たくさんの患者様に御来院頂きました。特にフェイスリフトがこんなにヒットするとは思ってもいませんでした。いろんな手術をやっているのに１日4人も相談にお越しになられることもありました。厚く御礼申し上げます。そしてよいお年をお迎えください。

料金とリスク

• 料金（税込）：脂肪注入 顔面一部位　352,000円＋一部位追加につき＋55,000円
• リスク：脂肪注入：腫れ、内出血斑、生着率が場所によって異なる、しこりができる可能性がわずかにあり、術後早期の凹凸感、一度で十分にボリュームが得られない可能性