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切らない顔面のたるみ治療 ~HIFU、美容針、糸リフトってどう違うの?~

開院2周年を迎えました。m(_ _ )m

先月10月23日をもちまして、開院して丸2年経過しました。たった2年間ですが、振り返ってみると消費税の増税あり、コロナの自粛ありといろいろ谷がありました。特にコロナが流行し始めた時はどうなっていくのかなと思っていましたが、心配をよそにコロナの自粛明けから患者様が急増し、1-2か月先まで予約を頂くようになりました。来院して頂いた患者様に心より御礼申し上げます。

以前からの患者様に記念品を頂きました。素敵なお花ありがとうございました。♪サンキュッ (v^-^v)♪デス

顔のたるみ治療(HIFU、美容針、糸リフト)の経過報告 ~クリニック2周年記念特集号(*^-^*)~

最近は、なぜか20代のフェイスリフトの件数が増えているのですが(骨切の影響ですネ。)、今回は ”切るのは怖いし、そこまでしなくても” という方のために、顔のたるみ、特にフェイスラインのたるみ改善を目指して①HIFUを施術したモニター様、②コラーゲン美容針を受けられたモニター様、③糸リフトを受けられたモニター様の3名を順番のご紹介させて頂きます。

まずはHIFUを受けられたモニター様です。定期的にHIFUを受けられているそうで、もともとたるみは少ない方です。↓

HIFUは全顔に400ショットを3層に照射しました。HIFUは超音波を皮膚の下に照射して熱を発生させ引き締める機器になります。サーマクールの場合は高周波を皮膚の下に流して熱を発生させて引き締めます。どちらも熱を皮膚の下に加えて引き締める仕組みですが、HIFUが優れているのは熱を加える深さを変えることができることです。今回は深さ4.5㎜、3㎜、1.5㎜の3層を照射しました。HIFUは直後からの効果もありますが、基本的には3-4週間後にぐぐっと引き締まってきます。

それでは術前と術後の比較をしてみましょう。↓

フェイスリフトのように劇的に変化しているわけではありませんが、頬の位置が高くなり、口元のたるみが引き締まり、フェイスラインが綺麗に見えます。たるみが少ないうちからケアする場合、ダウンタイムが最小限(当日少し赤いぐらい)でたるみ治療したい場合、定期定にHIFUを行っていくとよいです。

結論としては ”たるみが少ない方に皮膚のハリ感を持たせる治療” と位置付けることができます。

次に美容針の治療をご紹介します。HIFUよりもう少し突っ込んだ治療を受けたい方にはよい適応だと思います。美容針は小さな針に糸が巻き付けてあり、たくさんの針を皮膚にさして抜くことで細い糸が皮膚の下に残り、糸の周囲にコラーゲンが誘導されて、皮膚にハリ感が出てきます。小さい針なので施術時間が短く10分から15分で終了します。ダウンタイムに関しては腫れが2-3日ぐらい、内出血が出ると消えるのに1-2週間かかってしまうのでHIFUより敷居が高い治療ではあります。

それではコラーゲン美容針モニターの術前の状態です。↓

下顎ラインのたるみやマリオネットラインを気にされていました。一例目のモニター様よりたるみがあり、より効果的な治療を希望されましたが、糸リフトは心理的に怖いとのことでしたので、コラーゲン美容針をご案内させて頂きました。

次は施術中と直後の写真です。↓

クリーム麻酔を使用した後の施術になります。口角外側のたるみの部分とフェイスラインがきれいになるように施術を行いました。

次は2か月後の写真になります。↓

矢印をつけた部分に注目して観察してみて下さい。口角外側のたるみが改善して、下顎ラインがきれいになっているのが分かると思います。

最後に、糸リフト(スレッドリフト)を行ったモニター様の御紹介になります。糸リフトの効果は過去のブログでも度々出てきていますのでお墨付です。現時点で切らないでたるみを改善する最も効果がある施術の一つだと思います。

それでは術前写真をお見せします。↓

ご本人的にはフェイスラインのもたつきとマリオネットライン、頬のたるみなどを気にされていました。フェイスリフトをするほどたるみはなく、かといってHIFUや美容針では満足度が低く感じるかもしれないと思い、スレッドリフトをお勧めしました。

次の写真は当院の標準的な糸リフトの施術(10本使用)を行い、6か月後のものです。↓ 糸リフトも挿入した直後よりも1.5か月から6か月ぐらいかけて引き締まってくる印象があります。

矢印を参考にして比べてみて下さい。フェイスラインがすっきりし、マリオネットラインが改善し、頬が高くなっているのが分かると思います。マリオネットラインがそこそこ改善するのが他の治療との違いでしょうか。

施術時間30-40分で施術中の痛みはブロック麻酔を併用するのでほとんどありません。ただ、一部の患者様がおっしゃるには糸を皮膚の下にゴリゴリ入れられている感覚が怖いとのことです。(ちなみに術者としてはそっと入れているつもりです。)その怖さと、術後の腫れ4-7日ぐらいがOKであれば、糸リフトは切らないたるみの治療としては最も効果が高い部類に入るでしょう。ちなみに怖いけど施術を受けたい方は静脈麻酔を使って寝ている間に受けることもできます。

最後に3つの施術の斜位像を比べてみます。

結論として

HIFU ダウンタイムを気にされる方やたるみがあまりない方が皮膚のハリ感を保つのに最適。繰り返すことで小顔効果もあり。

コラーゲン美容針 HIFUよりももう少し効果が欲しいが、糸リフトを受けるのは怖いという方。コラーゲンが誘導されて少しずつ引きしまる。

糸リフト(スレッドリフト)すこしぐらいのダウンタイムは気にしないし、怖さも我慢でき、マリオネットラインのたるみを含め全体的にリフトアップされたい人向き

ということになります。

今回は切らないというのをテーマにダウンタイムの少ない順にご紹介させて頂きました。治療を検討されている方は、どこまでが許容できるのかということを考えて、決められれば良いと思います。

料金とリスク
  • 料金(税込):HIFU 全顔 132,000円
  • 料金(税込):美容針 50本 176,000円
  • 料金(税込):スレッドリフト 10本 330,000円
  • リスク:HIFU:軽度の赤み、水疱、施術時の痛み // コラーゲン美容針:腫れ、内出血班が生じる可能性 // スレッドリフト:皮膚を触ると糸を感じることがある、一時的にくぼみができる可能性、術後一か月ぐらいのツッパリ感、術後早期に糸が飛び出す可能性、術後1か月ぐらいの間、口を動かすと痛みが生じる可能性、引きあがりに3‐6か月かかる可能性

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